右から二番目が、若かりし時の忌野清志郎
高校時代にもの凄い衝撃を受けたレコードがあった。
学校帰りに友人の家に遊びに行った時に聞かせてもらったレコードだった。
それは友人の兄貴のレコードでライブを収録したものだった。
オープニングの曲が流れてきた。ようこそ...。
今まで聞いたことの無かった旋律で、聞いたことの無かった声。忌野清志郎。
仲井戸麗市のイカしたサイドギターに小川銀次のギンギンのリードギター。
「雨上がりの夜空に」も凄かったが、「ブンブンブン」をはじめて聞いたときは、あまりの凄さにブッ飛んでしまった。
ショップで購入して何度も聞いた。ノッテる時、ムシャクシャした時、ダメな時、いつ聞いても最高だった。
大学生になるとサークル活動にのめり込みレコードを聴くことが少なくなった。そんなある日、遊び金欲しさに持っていたレコードを全て売ってしまった。
社会人になると色々難しい事が多くなってきた。嫌気がさした時、あのレコードが聞きたくなった。売ってしまったことを後悔した。
今日、BOOK OFFに行ったとに、それは偶然に目の前の棚にあった。25年ぶりにそれと再開した。CDになっていたが、ジャケットはレコードのアルバムのままだった。
「ようこそ」が流れてきた。ノリノリの曲なのに、不思議に涙がでてきた。
最近は「大人の対応」とかで「損か得」かで物事を判断し割り切りが早く自分の気持ちに素直に行動することが出来なくなってきた。
「本当はそっちの方がイイじゃん!。でも現実的じゃないしな。」なんて...。
高校時代に戻ることは出来ないが、それは自分の気持ちと正面から向き合って生きていた時のことを思い出させてくれたのかもしれない。
RC-SUCCESSION RHAPSODY 一生の宝物にするつもりです。
ありがとう 忌野清志郎。
最近の「ひとりごと」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2020年
人気記事