「真夜中に灯すラジオの歌声に引き戻さるるをしばし拒めど(新作)」
言い差しの歌、、。
数年来、柴田祐規子アナ(NHK)の声がなぜか耳障りがよく、とてもお気に入り。
彼女が月1でアンカーを務める『ラジオ深夜便』は第4土曜日。つい夜更かししてしまう。
不尽
「真夜中に灯すラジオの歌声に引き戻さるるをしばし拒めど(新作)」
言い差しの歌、、。
数年来、柴田祐規子アナ(NHK)の声がなぜか耳障りがよく、とてもお気に入り。
彼女が月1でアンカーを務める『ラジオ深夜便』は第4土曜日。つい夜更かししてしまう。
不尽
「パラパラと立ち読みなすが年の瀬の決まりごととて五黄の土星(新作)」
師走には、某易断の本がやたら沢山陳列されるので、ついパラパラする。感想は、決まって「ふ〜ん」とか「へえ〜」の域を出ないのだが、、。
不尽
「FWの離合集散反則(あやまち)をゆめ起こすまじとて抱く規律(ディシプリン)(新作)」
フォワード戦の攻防の面白さを見るのは(スタジアムではなく)テレビ観戦に限る。貫くテーゼは、discpline.
1月2日は、帝×明、京産×W となった。
不尽
「足つきの黒きボタンは僅かなる傾き持ちて掛け違はわれぬ(新作)」
「掛け違ふすゑに取れたるこのボタン少し明るき糸を探しぬ(新作)」
手先の不器用さは、父親譲りだ。ボタン付けは、玉留で、玉と生地の間に遊びがいつもできてしまう。
2首目。足付きボタンは、穴あきボタンより、糸が目立ちにくい。
一応、失恋歌ですが、、。
ちょうど50年前、布施明は彼の『積木の部屋』で
♪君にできることは、ボタン付けと掃除、、だけど満ち足りていた。♪
と唄った。(作詞は有馬 三恵子。)
当時(今も?)は、ボタン付けは難易度☆ひとつということ、、でしょうか(汗)
不尽
ほぼ4年ぶりのアルバムリリース。
決して短くはないブランクの事情はある程度わかってはいたものの、変わっていなくて、(是非は措くとしても)「まずは安心した」が、正直なところ。
大仰すぎる悲しみソングが少なくて、その裏返しの妙に明るい歌もない。次第に確かなことを歌いながら、エンディングとなる構成はまずまず。
メジャーデビューから数えて24年目に入ったしばじゅん。
3年目からリアルタイムでチェイスしてきて、彼女も、アラフィフ(48歳)になったか、と小嘆息。
(ちなみに同じ年の女性歌手は、一青窈、hitomi。2001年デビューでは、中島美嘉。)
応援し続けて参ります、、やっぱり。
「直ちにはおかえりなどと言ふもんかたつぷり味わうまで言ふもんか(新作)」
待ちくたびれ(忘れかけ?)てたんで、ちょっとセンシュアルな歌になった。
不尽
「手書きなる名簿を見つけりそれぞれの人生あらむ生死すらまた(新作)」
「IMEにては入力制限を受けむ君の名幾度か書きし(新作)」
「選択的夫婦別姓の議論読む旧き名簿を傍らにしつ(新作)」
捨てた、と思っていた名簿を見て詠んだ、、。
不尽
「何の日ぞ調べざれども珍(めずら)かにふたつ知りたる師走の八日(新作)」
パーソナルな出来事抜きだとそんな日はほとんどない。ちなみに「44年前の出来事」とは違い、「トラ・トラ・トラ」は現地時間では七日だ。
不尽
「常連の客もとりどりズージャより世間話をして立ち去りぬ(新作)」
行きつけのジャズ喫茶は、都会とは異なるのんびり感。
ときおり、全くジャズに興味がなさそうな客がカウンター席でマスターと世間話をしては帰って行く。
いろんな人にとってのくつろぎスペース、これはこれで宜しいかな、と。
不尽