「高(たか)が否然れど読書というべきぞこのテーブルの高さに気が散る(新作)」
行きつけのドトール店のテーブル高さが最も読書に集中できる。コメダ(統一されてるか?)も星野珈琲も、少し高すぎるのだ。
ジャズ喫茶では読書はせず瞑想半分、居眠り半分である。
不尽
「高級なる住宅街に迷ひ入る夕刊配達バイク軽やか(新作)」
住んでいる土地の地域紙も夕刊紙は、今年度から廃刊になった。
三大紙も配達を辞めた地方もあるとのこと。理由は宜無いところ。
しかし、係ることは無縁(夕刊は読むべきもので、配達があるのが当たり前)の街区もあるのだろう。
(「日本近代文学館」の帰路に、M区のK、S区のSを歩く羽目になって感じたこと。)
不尽
「流行語大賞候補のリスト見つ世間知らずとやや安堵せり(新作)」
30語中全く知らず、皆目見当もつかぬのが18語。
下の句は自虐ではなく、こんなことに心を動かされずとも、生活できていることの小市民的安堵(笑)。
不尽
「鬼神をも驚かしむる進化にて今宵天辺(てっぺん)横浜の星(新作)」
2024年のチームスローガンは「横浜進化」。さりとてCLIMAXのFINALからは、半ば口あんぐり状態。でも最終戦はベイらしく派手に決めた!
一番大きな歓声を上げてしまったのは、、。
最も感慨深かったのは、、。(7?8?回くらいの攻撃時にチラッと写ったこれ!)
最高にジーンときたのは、、。
果たせなかったリーグ優勝。まぁ、いつかするでしょう。(苦笑)
弱かろうが、お得意の「ベイス☆ボール」を繰り広げようが、いつまでも応援してまいります。
とりわけ楽しかった2024シーズン、ありがとうございました。I☆YOKOHAMA
(__)m
不尽
「復刻版ルビはあれども舊字體(きゅうじたい)手繰り調べつきやう花に向かふ(新作)」
春陽堂(1925年~1927年)の復刻板で『鏡花全集(全十五巻)』を第一巻から読み始めた。
旧かなづかいは読み慣れているものの、(総ルビ付きなので助かるのだが)漢字は、旧字体なので、新字体を手繰りよせつつゆっくり読め進める、、。
不尽
「珠玉とは物々しくも浮き身取り汁の輪帯びる玉子もどかし(新作)」
そろそろ、おでんの季節。人それぞれ好みはあろうが、玉子が主役と信じて?いる。
何と言っても、茹で玉子にするひと手間がかかっている。他のものは、単にぶち込むだけだし。
とはいっても、おでん屋ではないので、出汁の色が全体に付くまでは、待っていられない、、、という歌。(笑)
不尽