OZLIFE’S DIARY

メルボルンで働く永住者OZLIFEの雑記帳

(および過去記事収納所)

しっくりこない豪軍サマワ増派

2005-02-23 | オーストラリアからみる日本
サマワの治安維持で増派 豪が日本の要請受け (共同通信) - goo ニュース

こちらのTVニュースでやってました。
サマワで用心棒してくれてたオランダ軍の撤退で困っちゃった日本の自衛隊を守りに行くんだってさ。

なんかこれ、変でないですか?
普通のオーストラリア人はこれを納得できるのだろうか?
日本人の私でも「あれっ?」と思いますよ。
この任務のために派遣される450人の豪兵の大きなため息が聞こえてきそうです。

「なんで(たいした活動もしてない足手まといの)日本人護衛のために俺達が命の危険を冒しに行かなきゃならないんだ?」

お気持ちお察しいたします。

アメリカの機嫌取りのためにとりあえず安全そうなところに派遣してお茶を濁すところまでは、日本の外交能力ではいたしかたない選択だったで済んだかもしれないけど、撤退時期を完全に誤ったね。

こんな悪情勢になってまで必死にしがみつくほど、サマワ近辺のアル・ガラフ油田の石油利権はおいしいのであろうか。

しかもオーストラリアにこんな貸しまで作らせてあげちゃうし(株式会社日本の社長さんは裏でなんと言ってくどいたのだろう?)

でもこれからハワード豪首相も国民の批判かわしが大変だ。なんといっても「イラク増兵はしない」っていう選挙公約やぶっちゃったんだから。

日本って豪経済にとってそんなに大事な国だったのか。