オーストラリアにもそれぞれの属する社会にしか通じない言葉というものがあります。フローターもその一つ。FloaterとはFloat(浮く)するもの、という意味。私の勤めている会社でフローターといえば、一つの所属部署に落ち着かずにいろいろな部署を転々とする秘書のことをいいます。彼女たちは産休や病欠、有給などで穴の空いたいろんな部署の秘書達のスポットを埋める役割をするわけです。派遣のテンプ・スタッフと似たことをするわけですが、フローターは会社の正社員で一つの会社の専属補助要員なのです。
日本でもフリーターという言葉が一般的なようにこのフローターという言葉もオーストラリアでは一般的なものだと思って使っていたら違いました。私のパートナーの辞書にはこの意味はなかったのです。
「今日、会社でジョーがねー」
「ジョーって誰?」
「うちの会社のフローター」
「フローター!?!?!?」
「そうだよ、フローター」
「フローターって・・・・どういう意味で使ってんの?」
「どういう意味って社内を浮き草のように転々とまわる人のこと」
「それ、あんたの造語?」
「ちがうよー、会社でみんな使ってる言葉だよー」
「ぷっっ、フローターってもう一つ意味があるの知ってる?」
「知らない、何?」
「トイレで流し忘れて浮かんでるもの・・」
日本でもフリーターという言葉が一般的なようにこのフローターという言葉もオーストラリアでは一般的なものだと思って使っていたら違いました。私のパートナーの辞書にはこの意味はなかったのです。
「今日、会社でジョーがねー」
「ジョーって誰?」
「うちの会社のフローター」
「フローター!?!?!?」
「そうだよ、フローター」
「フローターって・・・・どういう意味で使ってんの?」
「どういう意味って社内を浮き草のように転々とまわる人のこと」
「それ、あんたの造語?」
「ちがうよー、会社でみんな使ってる言葉だよー」
「ぷっっ、フローターってもう一つ意味があるの知ってる?」
「知らない、何?」
「トイレで流し忘れて浮かんでるもの・・」