OZLIFE’S DIARY

メルボルンで働く永住者OZLIFEの雑記帳

(および過去記事収納所)

プール

2001-02-20 | メルボルンのあれこれ
オーストラリアのプールは片方が深くなっている。25mのプールだと深いほうが150cmくらい。身長160cmの私の顔は水面下になってしまう。50mのプールだと深いほうは2メートルを超すので15mおきに足をつきたくなる私のような人間には不向きである。オーストラリアの子供たちは足がつかなくても平気で泳いではいるが・・・。泳ぎが上手で飛び込みをしたい人にとっては楽しいことだろう。

オーストラリアのプールは日本のような厳しい規則はない。水泳帽をかぶらなければならないということもないし、1時間おきの休憩時間もない。これは利用人数の違いであろうか。こちらの人は1レーンに自分以外の人間が二人もいれば混んでいるというのである。管理人もさぞかし楽であろう。しかし、プールに入る前のシャワーも目を洗う施設もないということはどういうことだろうか。プールに入る前に準備体操をしている人もほとんどみかけない。健康に対する認識度の違いであろうか。とにかく塩素の臭いがきつくないということは良いことである。

以前Glen Irisに住んでいた頃は近所の Harold Holt Swimming Poolを時々利用していた。このプールはメルボルン近郊の海で行方不明になったHarold Holt元首相の名前を冠している。溺死した人物の名前をプールにつけるなんて縁起が悪いんじゃないかという日本人的な発想はオーストラリア人にはないようである。ちなみにこの名前は彼が行方不明になった地点にあるスキューバダイビング場にもつけられている。

さて、脱衣場であるが鍵のついた個室があるのだが、大部分の人達はオープンでロッカーのわきで堂々と着替えをしている。日本の銭湯や温泉にすぐ馴染めそうな人達は意外に多い。シャワー室では石鹸やシャンプー御法度ということはなく、みんな自由に使っているにもかかわらず混んでいて待たなければならないということはほとんどない。人口密度が少ないということは本当に良いことである。

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