凹んだボタンをそのままにして、スライドスイッチの頂点に親指の先を移し、上に動かそうとしたら、固まっていて動きませんでした。母にわけを尋ねると、「落っことした時に、間違って点かないためだよ。」と教えてもらいました。親指の先をボタンに移し、表面をスライドスイッチ寄りに優しく撫でるように動かしました。
パチン
戻ったと歓声を上げました。今でいうと、ボールペンのノックボタンのような仕組みだったのですね。戻ったボタンの側面を親指と人差し指で優しく撫でていました。再びボタンが引っ込んだり出っ張ったりして、喜びました。
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