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楽器のような電話器を知るためには、まず、ダイヤル回線とプッシュ回線ってどう違うか知らなくてはなりません。そこで資料の引用をいたします。
ダイヤル回線
ダイヤルした数字に対応した回数のダイヤル・パルス信号を発することで電話をかける番号を伝達する方法です。
受話器を耳に当てながらダイヤルすると、バタパタバタバタというような無味乾燥なダイヤルが戻る音がして、これがパルス信号音なんですね。
プッシュ回線
ダイヤルした数字に対応した信号音(プッシュボタン信号)を発することで電話番号を伝達します。数字に対応したピポパピボの音色がこれなんですね。微妙に音階になっていなくても、セント(高低)変えと波型(レゾナンス)変えをして、シンセサイザーそのものの音源理論を取り入れているわけです。和音が作れないモノフォニック機構は、誤発信防止の処置でしょう。さらに、複数ボタンを押された場合でもダイオードが働き、最初に押されたボタンの音だけが発信に使われる賢い仕組みです。
素人のかじり雑学です。誤りがありましたら、ご指摘ください。
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