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晩秋の那須山行は、二日目も全力快晴。
三斗小屋温泉を出発し、今日は朝日岳を目指す。
※前編はこちら→いで湯の山旅(前編)
温泉で温まったせいか、ウイスキーがほどよく利いたか、久しぶりにゆっくり眠ることができた。
6時になると館内の明かりがつき、スタッフさんが部屋の前に湯茶を運んでくれる。
そして、6時半には朝食がお膳で運ばれてきた。
やはり旅館なんだなぁとしみじみ感動。
朝食後にもう一度温泉を満喫してから宿代を清算し、7時30分ごろ大黒屋を出発した。
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今日は、三斗小屋温泉から尾根道を登り隠居倉を越えて主稜線に至り朝日岳を目指す。
登山道は、煙草屋旅館の敷地を通り抜けていく。
次の機会は、ぜひこちらに泊まってみたい。
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早朝の尾根道は朝日も届かず、雪どけで一旦はぬかるんだ道も凍っている。
霜をザクザク踏む音も心地いい。
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山の中腹から白いものが立ち上っていたので何かと思ったら、三斗小屋温泉の源泉地であった。
あたりは硫黄の匂いが立ち込め、ごぼごぼと温泉が湧きだす音もしていた。
結構な迫力である。
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源泉地を過ぎたころから、傾斜がやや強くなり隠居倉まで一気に登り詰める。
三斗小屋温泉から隠居倉までコースタイムだと70分ということになっているが、実際には50分で登ってしまった。
うん、がんばった。
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隠居倉は尾根上のピークでとても展望がよい。
こちらから見る茶臼岳は大きくて荒々しくてかっこいい。
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隠居倉から熊見曽根までは、たおやかで気持ちのいい尾根が続く。
次第に風も出てきたが、急登で火照った体にはちょうどいいくらいだ。
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熊見曽根は、大勢の登山者でにぎわっていた。
若干はしゃぎ気味の若者グループが大声で盛り上がっていたので、速やかに移動。
風はまた少し勢いを増した。
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朝日岳は主稜線から少し外れたところにピークがある。
ずんぐりした茶臼岳とは対照的に、朝日岳は鋭鋒だ。
肩からとんがったピークを目指すのは気分がいい。
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風が強まるなか、朝日岳山頂(1896m)に到着。
ここもかなりの大賑わいであった。
写真を撮ったら、さっさと降りる。
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朝日岳から峰の茶屋避難小屋へ向かう。
30分程度で通過できる岩場だが、要所にしっかりした鎖もあり楽しく歩ける。
登山者のすれ違いが多いので、そこだけは気を付けた。
なにごとも余裕が必要。
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通ってきた道を振り返る。
朝日岳、かっこええ!
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峰ノ茶屋避難小屋が見えてきた。
あとは来た道を戻るだけである。
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膝をケアしつつ、ゆっくり下っても登山口まではあっという間だった。
景色は昨日と変わらないので、写真は割愛。
怪我なく無事に戻れたことを山の神に感謝。
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昨日との違いは風だけで、二日間ともよく晴れた。
那須岳は初めて来たが、想像以上に楽しい山だった。
茶臼岳の雄大な山容、初冬の雪景色、三斗小屋温泉の静かな一夜、隠居倉から快適な尾根歩き、朝日岳の岩稜、本当に魅力満載の山旅だった。
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下山後は大丸温泉へ。
GOTOチケットは大黒屋旅館のビールに1000円使っただけで、まだ2000円分余っていたので、温泉入浴料1000円×二人分をチケットで支払った。
きっちり3000円分使い切ったぞ。
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フロントでバスタオルを渡される。
ずいぶんサービスがいいなと思ったら、なんと混浴露天風呂で体に巻くためのバスタオルとのことだ。
露天風呂に行くと確かに男性も女性もバスタオル姿で入っている。
なんだか落ち着かなくて、さっさと内風呂に戻ることにした。
バスタオルを巻いているとはいえ、目のやり場に困るし、それに露天風呂くらい素っ裸で入りたい。
(ちなみにここの露天風呂は混浴しかない。)
papachan:「どこ見ていいかわからなくて、何だか落ち着かないね。」
shinichiさん:「若い女の子たちが、みんなpapaさんのこと見てましたよ。」
純情なオジサンをからかうのはヤメテ~。
最後はとんだハプニングであったが、これはこれで話のネタにはなるかな。
帰りの高速道路も渋滞無しで万事順調だった。
栃木名物レモン牛乳を飲みながら、正月登山の作戦会議に花が咲く帰路であった。
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shinichiさん、二日間お疲れ様でした。
雪山シーズンもよろしくね~。
三斗小屋温泉を出発し、今日は朝日岳を目指す。
※前編はこちら→いで湯の山旅(前編)
温泉で温まったせいか、ウイスキーがほどよく利いたか、久しぶりにゆっくり眠ることができた。
6時になると館内の明かりがつき、スタッフさんが部屋の前に湯茶を運んでくれる。
そして、6時半には朝食がお膳で運ばれてきた。
やはり旅館なんだなぁとしみじみ感動。
朝食後にもう一度温泉を満喫してから宿代を清算し、7時30分ごろ大黒屋を出発した。
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今日は、三斗小屋温泉から尾根道を登り隠居倉を越えて主稜線に至り朝日岳を目指す。
登山道は、煙草屋旅館の敷地を通り抜けていく。
次の機会は、ぜひこちらに泊まってみたい。
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早朝の尾根道は朝日も届かず、雪どけで一旦はぬかるんだ道も凍っている。
霜をザクザク踏む音も心地いい。
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山の中腹から白いものが立ち上っていたので何かと思ったら、三斗小屋温泉の源泉地であった。
あたりは硫黄の匂いが立ち込め、ごぼごぼと温泉が湧きだす音もしていた。
結構な迫力である。
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源泉地を過ぎたころから、傾斜がやや強くなり隠居倉まで一気に登り詰める。
三斗小屋温泉から隠居倉までコースタイムだと70分ということになっているが、実際には50分で登ってしまった。
うん、がんばった。
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隠居倉は尾根上のピークでとても展望がよい。
こちらから見る茶臼岳は大きくて荒々しくてかっこいい。
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隠居倉から熊見曽根までは、たおやかで気持ちのいい尾根が続く。
次第に風も出てきたが、急登で火照った体にはちょうどいいくらいだ。
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熊見曽根は、大勢の登山者でにぎわっていた。
若干はしゃぎ気味の若者グループが大声で盛り上がっていたので、速やかに移動。
風はまた少し勢いを増した。
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朝日岳は主稜線から少し外れたところにピークがある。
ずんぐりした茶臼岳とは対照的に、朝日岳は鋭鋒だ。
肩からとんがったピークを目指すのは気分がいい。
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風が強まるなか、朝日岳山頂(1896m)に到着。
ここもかなりの大賑わいであった。
写真を撮ったら、さっさと降りる。
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朝日岳から峰の茶屋避難小屋へ向かう。
30分程度で通過できる岩場だが、要所にしっかりした鎖もあり楽しく歩ける。
登山者のすれ違いが多いので、そこだけは気を付けた。
なにごとも余裕が必要。
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通ってきた道を振り返る。
朝日岳、かっこええ!
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峰ノ茶屋避難小屋が見えてきた。
あとは来た道を戻るだけである。
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膝をケアしつつ、ゆっくり下っても登山口まではあっという間だった。
景色は昨日と変わらないので、写真は割愛。
怪我なく無事に戻れたことを山の神に感謝。
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昨日との違いは風だけで、二日間ともよく晴れた。
那須岳は初めて来たが、想像以上に楽しい山だった。
茶臼岳の雄大な山容、初冬の雪景色、三斗小屋温泉の静かな一夜、隠居倉から快適な尾根歩き、朝日岳の岩稜、本当に魅力満載の山旅だった。
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下山後は大丸温泉へ。
GOTOチケットは大黒屋旅館のビールに1000円使っただけで、まだ2000円分余っていたので、温泉入浴料1000円×二人分をチケットで支払った。
きっちり3000円分使い切ったぞ。
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フロントでバスタオルを渡される。
ずいぶんサービスがいいなと思ったら、なんと混浴露天風呂で体に巻くためのバスタオルとのことだ。
露天風呂に行くと確かに男性も女性もバスタオル姿で入っている。
なんだか落ち着かなくて、さっさと内風呂に戻ることにした。
バスタオルを巻いているとはいえ、目のやり場に困るし、それに露天風呂くらい素っ裸で入りたい。
(ちなみにここの露天風呂は混浴しかない。)
papachan:「どこ見ていいかわからなくて、何だか落ち着かないね。」
shinichiさん:「若い女の子たちが、みんなpapaさんのこと見てましたよ。」
純情なオジサンをからかうのはヤメテ~。
最後はとんだハプニングであったが、これはこれで話のネタにはなるかな。
帰りの高速道路も渋滞無しで万事順調だった。
栃木名物レモン牛乳を飲みながら、正月登山の作戦会議に花が咲く帰路であった。
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shinichiさん、二日間お疲れ様でした。
雪山シーズンもよろしくね~。
僕はロープウェイで上がってぐるりっぷのあと煙草屋旅館に泊まりました。
露天風呂を満喫した記憶がありますが今回は寒くて露天風呂はパスしたわけですね。
僕はGOTOトラベルの使い方が分かりまへん(悲)
こんにちは!
久しぶりにスカッとした山を楽しめました。
今度は季節を変えて煙草屋旅館さんに泊まってみたいですね。
GOTOは、手続き的なものは何もありませんでした。
支払いは、すでに割り引かれた後の代金を現金払いしただけです。クーポンは、チェックインのときにいただきました。
宿によっても、対応が違うのかもしれませんね。