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とうとうここまでやってきた。
shinichiさんと2日間の偵察釣行。
黒部へのアプローチはさまざまあるが、今回は多くの登山者が利用するあの有名なトロリーバスを利用した。
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さすがに秋の三連休は、この混雑。
みんな朝一のトロリーに乗るべく、行動が早い、早い。
私とshinichiさんは、チケット売り場と改札の両方に分かれて並んだ。
その成果もあり、shinichiさんは改札ポールポジションをゲット。
それにしても、みんな山が好きなんだね。
ほとんどの登山者は、前日から車中泊でここに乗り込んでくる。
トロリーバスを降りたら、登山者と釣り人は左右に分かれる。右は登山者、左は釣り人。
釣り人は、ほんのわずかだ。
ここからは、お目当ての谷を目指して歩く、歩く。
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歩く、登る。
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歩く、渡る。
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今回は小屋泊まりなので、荷物もスリム。32リッターのザックに入る分だけ。
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これ以上背負うとなると、ロッドを片手に登下降するのが億劫だし、危ない。
一応、ショートカットのトレイルシューズもザックに入れてきたが、結局ウェーディングシューズで通したので、使う機会はなかった。
次回からは持っていくのはやめよう。
さぁ、目的の谷に着いた。
釣るぞ~!
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水はどこまでもクリア、見上げれば青空と白い雲。そして、北アルプスの稜線。
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開豁な谷は、釣り人のテンションをマックスに引き上げてくれる。
大きな岩がゴロゴロしているカチンコチンの渓相は、遡行もアスレチックだ。
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落差が大きい谷のため、結構な運動量である。
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足元には、小さい秋もあった。
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初めての黒部の印象は、流れが早く太く、押しが強いということ。
入る谷によっても多少の違いはあるのだろうが、私もshinichiさんも重めのシンキングミノーでできる限り沈める釣りを心がけた。
時期的に悪かったのか、人が多かったのか、どちらも当てはまりそうだが、それなりに厳しい釣りを強いられた。
そう簡単にパラダイスは見つからない。
それでも、綺麗なイワナたちに出会えたことで、気持ちが柔らかくなる。
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これは、黒部らしい白いイワナ。
shinichiさんが釣ったイワナはきょとんとしていた。
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胸鰭がご立派なイワナ。
サイズ的にもまずまずで、ここまでやってきた甲斐があったというものだ。
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ダブルヒットもあり、shinichiさんとがっちり握手。いや~、楽しい!!
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マイナスイオンをたっぷり浴びながらのランチは最高。
カップ麺が10倍美味い!
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shinichiさんにごちそうになったコーヒーの味は、街中のカフェでは決して味わえない美味しさである。
そうそう、新しい沢靴「キャラバン KR-1R」のインプレッションを少々ご紹介しておかねば。
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今回購入したサイズは、27.5cm。(私の足のサイズは、おおむね27.0cm。)
釣りの時は、化繊のソックス+ネオプレンソックスを履いてから沢靴を履く。
大峰アクアの時は、27.0cmを購入したら、使っているうちに少々きつくなってきたので、今回のKR-1Rは、27.5cmにした。
履いてみた印象は、まず幅広の私の足にぴったり合い、履き心地がよいということ。
サイズを0.5cm大きめにしたということ以上に、靴の作りがゆったりしていると感じた。
足首のホールド感もよい。
今回の釣行では、まず山道のアプローチがあったわけだが、とても快適に歩くことができた。これは重要である。
次にソール。滑るか、滑らないかが注目されるところだが、ヌメのある岩では結局滑るということ。
これは、ラバーソールの限界なんだろうと思う。
でも、乾いた岩での感触は、まったく滑る感じがしない。
とくにビブラムソールは、下りのときに安心感があった。これは、アクアステルスより上をいっていると思う。
沢通しに下らなければならないときは、ビブラムの方がストレスがないだろう。KR-1Rに軍配を上げたい。
また、KR-1Rは、アッパーの作りが大峰より頑丈である。
大峰を履いているときは、岩を蹴飛ばして痛い思いをしたが、KR-1Rの方がゴムが厚くて衝撃が少ない。
また、ソールから立ち上がりの部分のゴム加工が、大峰より高くなっているので、岩の隙間に足を挟んで登下降するときに痛くないのがうれしい。
今のところの雑駁な印象としては、KR-1Rの方が総合的によいということになろうか。
しかし、いつも思うのが、沢靴は短命であるということ。
登山靴の場合、通常の登山をしている限りは相当長く使えるのだが、沢靴は1年ないし2年が限界。
私のようなチョイ釣り派でも、3年使えることはない。ソールより、アッパーの部分がダメになってしまうので、買い替えるしかないのだ。
各メーカーさんにお願いしたいのは、沢靴の価格をもう少し安くするか、または高くても丈夫な靴を提供していただきたいということである。
さてさて、谷での釣りのあとは、ダム湖のインレット付近も偵察。
すると、shinichiさんがこのとおり!
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野性味たっぷりのレインボー。
あえてニジマスと言わず、レインボーと言いたくなる美しい魚体。
このあと、shinichiさんはさらに大きいレインボーを追加。
私は何度も大物(?)をバラシてしまい、結局このおチビのみ。
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う~ん、止水は難しい。
でも、湖でイワナを釣ったのは初めてだったので、素直にうれしい(ということにしておく)。
夢の大爆釣とまではいかなかったが、黒部の初挑戦はいろいろな収穫があった。
谷の様相、遡行の難易度、タックルの選定、そして止水の魅力。
宿泊した小屋も快適で、充実した2日間になった。
最後のシメは、shinichiさんのこれで!
「位置について~」
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「ジャーンプ!!」
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お見事!! (よい子のみんなは真似をしないでね)
shinichiさん、来シーズンは奥まで突っ込むよ~! 覚悟!!
shinichiさんと2日間の偵察釣行。
黒部へのアプローチはさまざまあるが、今回は多くの登山者が利用するあの有名なトロリーバスを利用した。
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さすがに秋の三連休は、この混雑。
みんな朝一のトロリーに乗るべく、行動が早い、早い。
私とshinichiさんは、チケット売り場と改札の両方に分かれて並んだ。
その成果もあり、shinichiさんは改札ポールポジションをゲット。
それにしても、みんな山が好きなんだね。
ほとんどの登山者は、前日から車中泊でここに乗り込んでくる。
トロリーバスを降りたら、登山者と釣り人は左右に分かれる。右は登山者、左は釣り人。
釣り人は、ほんのわずかだ。
ここからは、お目当ての谷を目指して歩く、歩く。
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歩く、登る。
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歩く、渡る。
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今回は小屋泊まりなので、荷物もスリム。32リッターのザックに入る分だけ。
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これ以上背負うとなると、ロッドを片手に登下降するのが億劫だし、危ない。
一応、ショートカットのトレイルシューズもザックに入れてきたが、結局ウェーディングシューズで通したので、使う機会はなかった。
次回からは持っていくのはやめよう。
さぁ、目的の谷に着いた。
釣るぞ~!
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水はどこまでもクリア、見上げれば青空と白い雲。そして、北アルプスの稜線。
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開豁な谷は、釣り人のテンションをマックスに引き上げてくれる。
大きな岩がゴロゴロしているカチンコチンの渓相は、遡行もアスレチックだ。
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落差が大きい谷のため、結構な運動量である。
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足元には、小さい秋もあった。
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初めての黒部の印象は、流れが早く太く、押しが強いということ。
入る谷によっても多少の違いはあるのだろうが、私もshinichiさんも重めのシンキングミノーでできる限り沈める釣りを心がけた。
時期的に悪かったのか、人が多かったのか、どちらも当てはまりそうだが、それなりに厳しい釣りを強いられた。
そう簡単にパラダイスは見つからない。
それでも、綺麗なイワナたちに出会えたことで、気持ちが柔らかくなる。
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これは、黒部らしい白いイワナ。
shinichiさんが釣ったイワナはきょとんとしていた。
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胸鰭がご立派なイワナ。
サイズ的にもまずまずで、ここまでやってきた甲斐があったというものだ。
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ダブルヒットもあり、shinichiさんとがっちり握手。いや~、楽しい!!
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マイナスイオンをたっぷり浴びながらのランチは最高。
カップ麺が10倍美味い!
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shinichiさんにごちそうになったコーヒーの味は、街中のカフェでは決して味わえない美味しさである。
そうそう、新しい沢靴「キャラバン KR-1R」のインプレッションを少々ご紹介しておかねば。
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今回購入したサイズは、27.5cm。(私の足のサイズは、おおむね27.0cm。)
釣りの時は、化繊のソックス+ネオプレンソックスを履いてから沢靴を履く。
大峰アクアの時は、27.0cmを購入したら、使っているうちに少々きつくなってきたので、今回のKR-1Rは、27.5cmにした。
履いてみた印象は、まず幅広の私の足にぴったり合い、履き心地がよいということ。
サイズを0.5cm大きめにしたということ以上に、靴の作りがゆったりしていると感じた。
足首のホールド感もよい。
今回の釣行では、まず山道のアプローチがあったわけだが、とても快適に歩くことができた。これは重要である。
次にソール。滑るか、滑らないかが注目されるところだが、ヌメのある岩では結局滑るということ。
これは、ラバーソールの限界なんだろうと思う。
でも、乾いた岩での感触は、まったく滑る感じがしない。
とくにビブラムソールは、下りのときに安心感があった。これは、アクアステルスより上をいっていると思う。
沢通しに下らなければならないときは、ビブラムの方がストレスがないだろう。KR-1Rに軍配を上げたい。
また、KR-1Rは、アッパーの作りが大峰より頑丈である。
大峰を履いているときは、岩を蹴飛ばして痛い思いをしたが、KR-1Rの方がゴムが厚くて衝撃が少ない。
また、ソールから立ち上がりの部分のゴム加工が、大峰より高くなっているので、岩の隙間に足を挟んで登下降するときに痛くないのがうれしい。
今のところの雑駁な印象としては、KR-1Rの方が総合的によいということになろうか。
しかし、いつも思うのが、沢靴は短命であるということ。
登山靴の場合、通常の登山をしている限りは相当長く使えるのだが、沢靴は1年ないし2年が限界。
私のようなチョイ釣り派でも、3年使えることはない。ソールより、アッパーの部分がダメになってしまうので、買い替えるしかないのだ。
各メーカーさんにお願いしたいのは、沢靴の価格をもう少し安くするか、または高くても丈夫な靴を提供していただきたいということである。
さてさて、谷での釣りのあとは、ダム湖のインレット付近も偵察。
すると、shinichiさんがこのとおり!
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野性味たっぷりのレインボー。
あえてニジマスと言わず、レインボーと言いたくなる美しい魚体。
このあと、shinichiさんはさらに大きいレインボーを追加。
私は何度も大物(?)をバラシてしまい、結局このおチビのみ。
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う~ん、止水は難しい。
でも、湖でイワナを釣ったのは初めてだったので、素直にうれしい(ということにしておく)。
夢の大爆釣とまではいかなかったが、黒部の初挑戦はいろいろな収穫があった。
谷の様相、遡行の難易度、タックルの選定、そして止水の魅力。
宿泊した小屋も快適で、充実した2日間になった。
最後のシメは、shinichiさんのこれで!
「位置について~」
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「ジャーンプ!!」
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お見事!! (よい子のみんなは真似をしないでね)
shinichiさん、来シーズンは奥まで突っ込むよ~! 覚悟!!
楽しかったですね~。行って良かったですね~。
次もまたよろしくお願いしますね。
沢はもちろん、湖の釣りも最高に楽しかったですね!
昨日、好日でKR-1R見てきましたよ。
良さそうですね~。次はこれ買うかな!
こんばんは!
やっぱり1泊すると余裕をもって楽しめますね。
綺麗な魚と綺麗な景色に癒されました。
shinichiさんには、車の運転でもお世話になってしまいましたね。ありがとうございました。
来年は、本格調査に乗り出しましょう。(笑)
KR-1R、ご購入決定?(笑)