
久しぶりに懐かしい顔が集まった。
落ち着いたらまた山を始めたいという若者たちの熱い要望がかねてより寄せられていたので、コロナ禍でストップしていた育成登山を再始動することにしたのだ。
若者といっても、彼らも30代の働き盛り。
結婚して家庭を築いた者もいる。
みんな頼もしくなっていた。
職場は違えども、山への情熱を失っていなかったのは嬉しいことである。
久しぶりなので軽めの山を選択。
笠取山をのんびり歩く。
スタートはいつもの作場平から。

ここ数年の近況報告に花が咲く。
若者たちは聞いてほしい話が多すぎて、おしゃべりが止まらない。

昨日の雨のせいか森の中は湿度が高く、けっこう汗をかいた。
それでも、ヤブ沢峠から笠取小屋に差し掛かるころには、空気感が変わってきた。

ここから先の稜線は視界が開けて独特の景観が楽しい場所だが、今日はあいにくのガスガス。
それでも、若者たちは山にいること自体が楽しいようで、「霧の山も素敵ですね。」なんて言ってくれる。

小さな分水嶺に到着。
笠取山の映えスポット。

ときおり雲が薄くなるものの、なかなか晴れてはくれない。
てんくらは、一日A判定だったんだけどなぁ。

最後の急登をしのいで、山頂到着。
ガスの中でも仰ぎ見るような斜面はいつも手ごわい。

山頂は、シャクナゲが満開だった。
これは予想外だったので、得した気分。

山頂でしばし休憩。
久しぶりにピークを踏んだ若者たちも感慨深げな様子であった。
待っていても晴れそうにないので、名残惜しいがピークを後にする。

水干にも立ち寄った。
昨日の雨のおかげで、最初の一滴が落ちる瞬間を確認できた。
多摩川は、この一滴から138kmの旅を始めるのだ。

笠取小屋に戻って、ランチタイム。
バウルーを担いできたので、ホットサンドイッチを振るまった。


相当気に入ったようで、一斤すべて食べ切ってしまった。
若者は、「自分もこれ買います!」と高らかに宣言。
すぐ目の前に野生のシカも登場。
ホットサンドの匂いにつられたのか?

下山中は、次にいく山の話で盛り上がった。
尾瀬に行きたいとか、アルプスに行きたいとか、これまで我慢してきた気持ちが解放されて夢が広がっているみたいだ。

LINEに山行の写真を載せたら、参加できなかった人たちからの反応がすごかった。
次回は一緒に行けるといいね。
さて、本腰を入れて夏山計画を立てるとするか。
落ち着いたらまた山を始めたいという若者たちの熱い要望がかねてより寄せられていたので、コロナ禍でストップしていた育成登山を再始動することにしたのだ。
若者といっても、彼らも30代の働き盛り。
結婚して家庭を築いた者もいる。
みんな頼もしくなっていた。
職場は違えども、山への情熱を失っていなかったのは嬉しいことである。
久しぶりなので軽めの山を選択。
笠取山をのんびり歩く。
スタートはいつもの作場平から。

ここ数年の近況報告に花が咲く。
若者たちは聞いてほしい話が多すぎて、おしゃべりが止まらない。

昨日の雨のせいか森の中は湿度が高く、けっこう汗をかいた。
それでも、ヤブ沢峠から笠取小屋に差し掛かるころには、空気感が変わってきた。

ここから先の稜線は視界が開けて独特の景観が楽しい場所だが、今日はあいにくのガスガス。
それでも、若者たちは山にいること自体が楽しいようで、「霧の山も素敵ですね。」なんて言ってくれる。

小さな分水嶺に到着。
笠取山の映えスポット。

ときおり雲が薄くなるものの、なかなか晴れてはくれない。
てんくらは、一日A判定だったんだけどなぁ。

最後の急登をしのいで、山頂到着。
ガスの中でも仰ぎ見るような斜面はいつも手ごわい。

山頂は、シャクナゲが満開だった。
これは予想外だったので、得した気分。

山頂でしばし休憩。
久しぶりにピークを踏んだ若者たちも感慨深げな様子であった。
待っていても晴れそうにないので、名残惜しいがピークを後にする。

水干にも立ち寄った。
昨日の雨のおかげで、最初の一滴が落ちる瞬間を確認できた。
多摩川は、この一滴から138kmの旅を始めるのだ。

笠取小屋に戻って、ランチタイム。
バウルーを担いできたので、ホットサンドイッチを振るまった。


相当気に入ったようで、一斤すべて食べ切ってしまった。
若者は、「自分もこれ買います!」と高らかに宣言。
すぐ目の前に野生のシカも登場。
ホットサンドの匂いにつられたのか?

下山中は、次にいく山の話で盛り上がった。
尾瀬に行きたいとか、アルプスに行きたいとか、これまで我慢してきた気持ちが解放されて夢が広がっているみたいだ。

LINEに山行の写真を載せたら、参加できなかった人たちからの反応がすごかった。
次回は一緒に行けるといいね。
さて、本腰を入れて夏山計画を立てるとするか。
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