shinichiさんとプチ遠征。
久しぶりに訪れたイワナの楽園は、今も健在だった。
谷には雪渓が押し寄せていたが、釣りに支障が出るほどではなかった。
念のために持ってきたチェーンアイゼンも出番は無し。
初夏の陽光に誘われたイワナたちが、ぼよーんと浮いていて、ときたまライズする。
入渓してすぐに8寸クラスの真っ黒なイワナが釣れたが、撮影前に脱走されてしまった。
でも、いいの、すぐに釣れるから。
shinichiさんもうれしそう。
「こんなに楽しい釣りは久しぶりですよ。」だって!
天気予報は、よい方に外れてくれて、ウェットスタイルが快適だ。
夏のイワナ釣りである。
ここぞというところでは、必ず反応がある。
イワナ釣りはこうでなきゃ。
ルアーもいろいろ試してみた。
麗'sが調子よかった。
もちろん、BLINKはいつもどおりの釣果を約束してくれる。
今日は、45HERAより、飛燕S型の方がマッチしていた。
流れにのせてゆらゆらとスローなテンポで誘う。
初夏の陽気といっても、ここは北アルプスの奥地。
イワナたちは、目覚めたばかりで、バイトの勢いが本調子ではない。
今日イチの美形を手にしたのは、shinichiさん。
プロポーション抜群のヤマトだ。
もう午前中だけでお腹いっぱいになってしまった。
朝の時点では、午後は別の沢に入ろうかと考えていたが、もうそんな気は失せていた。
「ケチがつく前に納竿しましょう。」
そんなことを言いつつ、shinichiさんはさっさと竿をたたんでしまった。
帰りに立ち寄った温泉で、ちょっとしたハプニングがあった。
露天風呂でのんびりしていたら、従業員さんが血相を変えて飛び込んできた。
「お客さん! 中庭にクマが出ました! 来るとしたらこっちからです!!」
と草むらを指さして叫んだ。
ええっ!? クマ?
結局、クマは露天風呂には現れず、駐車場の方に逃げていったらしいが、ちょっと見たかった気持ちもあった。(笑)
(不謹慎でごめんなさい)
遠征のシメは、うまい蕎麦に限る。
早い、安い、うまいの三拍子そろった馴染みの店は、いつだって期待を裏切らない。
shinichiさんは、あまりお腹が空いていないといいつつ、私より早く完食。
「やっぱり大盛りにすればよかった。」なんてつぶやいていた。
そして、帰りのロングドライブは、ソフトクリームで乗り切るのだ。
350円から450円に値上がりしていたことに、時代の流れをひしひしと感じる。
さてさて、次はどこに行こうかという話で盛り上がる。
〇〇県に行きたいとか、〇〇水系は大イワナが出るらしいとか、捕らぬ狸の皮算用が始まれば、高速の渋滞も苦にならない。
よく釣れた日は、次回の釣果まで約束されたような気がしてしまうのだ。
shinichiさん、今回もお付き合いいただきありがとうございました。
次回は、〇〇県〇〇水系ということで、リサーチよろしく!!
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