コロナ禍ということもあり、最近はほとんど新規開拓の釣行はしていなかった。
知った渓ばかりだと、釣りもマンネリになると思い、以前から地図上でチェックしていたところに出かけることにした。
のっけからこういう看板を見つけると気持ちが折れそうになる。
オリンピックの日本柔道の躍進に勇気をもらい、「どっからでもかかってこい!」と、根拠の無いカラ元気を振り絞る。
まずは、入渓地点へ向かって標高200m程度下降する。
下るだけでも汗まみれになった。
水量は予想より少なかったが、このくらいがここの適水量かもしれない。
雰囲気は悪くない。
したたり落ちる汗をぬぐいながらタックルをセットしていると、途端にアブの猛攻撃が始まった。
体中に防虫スプレーや自家製ハッカ水を振りかけまくるが、ここのアブは全くひるまない。
のっけからの先制パンチに泣きたくなってくる。
しかし、それなりに苦労して入渓しただけあって、イワナの魚影は濃い。
二投目でファーストフィッシュを手にした。
綺麗なニッコウイワナだ。
水量が少なく全体的に浅い流れだが、水深が足首ほどもあればイワナがいる。
こういう場面ではフローティング一択だ。
居そうな場所には、必ず居る。
どんどん釣れちゃうので、なかなか進まない。
でも、アブもどんどん出てくる。
少しでも止まれば、途端に刺してくる。
アブ対策で白っぽい服装をしてきたのに、全く無力だ。
純白のラッシュガードの上から、容赦なくブスブス刺してくる。
せっかくイワナがいい調子で釣れているのに、撮影するのも一苦労だ。
ハチは毒性が強いので刺されると怖いが、こちらが変な動きをしなければ、ハチは攻撃してこない。
しかし、アブは己の欲望にしたがい人間の血を求めてまとわりつく。
もう、何十匹のアブを叩き落としただろうか。
まったく厄介である。
浅瀬で尺越えのイワナと対峙したときも、アブが気になって集中できない。
尺イワナは3回4回とルアーにアタックしてきたので、必ず獲れると確信していたにも関わらず、アブの猛攻を受けバラしてしまった。
こんちくしょうめ。
最大サイズは、27cm。
瀬尻についていたやつだ。
BLINK50飛燕S型のヒラヒラアクションに飛びついた。
予定していた遥か手前で納竿を決めた。
もちろん、アブの猛攻に心が折れたからである。
最後の一尾は堰堤で。
これを掛ける前に、またもや尺クラスが追ってきたが食わせられなかった。
集中力の欠如。残念。
新規開拓としては、よい釣果に恵まれたが、ここはアブの出ない時期に訪れた方がよさそうだ。
ザックの中には、ランチや野点の準備もしてきたが、とてもそんな気分にはなれなかった。
急登の登山道をたどり、這う這うの体で退渓した。
汗だくになって車まで戻り、またアブに囲まれたが、さっさと車に乗って山を下る。
アブの恐れがなくなってから、公共駐車場の隅っこで車に積んであった水を頭から浴び、虫刺され薬をぬりまくった。
着替えて、水をがぶ飲みし、街道沿いの蕎麦屋さんに入ってようやく落ち着いた。
粗びきと細引きの二種類の蕎麦を味わった。
蕎麦の実の雑炊や蕎麦羊羹も美味であった。
さすがに地図を眺めているだけでは、アブがいるかどうかはわからない。
今までこれほどまでのアブには遭遇したことがなかったので、対策が甘かった。
熊も怖いが、アブも嫌だ。
アブ対策は、今後の課題である。
~おまけ~
先日の権現岳登山の際に、テント内のシームテープが一か所劣化していたので、簡単リペアを施すことにした。
テントの四隅、つまり縫い合わせてある部分にシームテープがはってあるのだが、ここが劣化すると浸水の原因になってしまう。
ちなみに、これは正常な場所。
シームテープに異常はない。
こちらが劣化している場所。
シームテープがボロボロになっている。
補修剤はこれ。
シームコート。
昔、アライテントを買った時に一緒についていたやつだ。
エアライズは、購入した状態ではシームレス加工がされていない。
シームコートを使って、テントの四隅を自分で目止めするのだ。
(今もそうなのかな?)
シームコートは、粘度の緩いセメダインみたいな感じ。
防水加工したいところに指で塗り込む。
30分~60分で完全乾燥すると説明書には書いてあるが、念のため24時間放置しておいた。
24時間後はこんな感じ。
きれいに補修できた。
これで当面安心である。
さて、釣りの次は山だ。
どこ行こうかな~?
知った渓ばかりだと、釣りもマンネリになると思い、以前から地図上でチェックしていたところに出かけることにした。
のっけからこういう看板を見つけると気持ちが折れそうになる。
オリンピックの日本柔道の躍進に勇気をもらい、「どっからでもかかってこい!」と、根拠の無いカラ元気を振り絞る。
まずは、入渓地点へ向かって標高200m程度下降する。
下るだけでも汗まみれになった。
水量は予想より少なかったが、このくらいがここの適水量かもしれない。
雰囲気は悪くない。
したたり落ちる汗をぬぐいながらタックルをセットしていると、途端にアブの猛攻撃が始まった。
体中に防虫スプレーや自家製ハッカ水を振りかけまくるが、ここのアブは全くひるまない。
のっけからの先制パンチに泣きたくなってくる。
しかし、それなりに苦労して入渓しただけあって、イワナの魚影は濃い。
二投目でファーストフィッシュを手にした。
綺麗なニッコウイワナだ。
水量が少なく全体的に浅い流れだが、水深が足首ほどもあればイワナがいる。
こういう場面ではフローティング一択だ。
居そうな場所には、必ず居る。
どんどん釣れちゃうので、なかなか進まない。
でも、アブもどんどん出てくる。
少しでも止まれば、途端に刺してくる。
アブ対策で白っぽい服装をしてきたのに、全く無力だ。
純白のラッシュガードの上から、容赦なくブスブス刺してくる。
せっかくイワナがいい調子で釣れているのに、撮影するのも一苦労だ。
ハチは毒性が強いので刺されると怖いが、こちらが変な動きをしなければ、ハチは攻撃してこない。
しかし、アブは己の欲望にしたがい人間の血を求めてまとわりつく。
もう、何十匹のアブを叩き落としただろうか。
まったく厄介である。
浅瀬で尺越えのイワナと対峙したときも、アブが気になって集中できない。
尺イワナは3回4回とルアーにアタックしてきたので、必ず獲れると確信していたにも関わらず、アブの猛攻を受けバラしてしまった。
こんちくしょうめ。
最大サイズは、27cm。
瀬尻についていたやつだ。
BLINK50飛燕S型のヒラヒラアクションに飛びついた。
予定していた遥か手前で納竿を決めた。
もちろん、アブの猛攻に心が折れたからである。
最後の一尾は堰堤で。
これを掛ける前に、またもや尺クラスが追ってきたが食わせられなかった。
集中力の欠如。残念。
新規開拓としては、よい釣果に恵まれたが、ここはアブの出ない時期に訪れた方がよさそうだ。
ザックの中には、ランチや野点の準備もしてきたが、とてもそんな気分にはなれなかった。
急登の登山道をたどり、這う這うの体で退渓した。
汗だくになって車まで戻り、またアブに囲まれたが、さっさと車に乗って山を下る。
アブの恐れがなくなってから、公共駐車場の隅っこで車に積んであった水を頭から浴び、虫刺され薬をぬりまくった。
着替えて、水をがぶ飲みし、街道沿いの蕎麦屋さんに入ってようやく落ち着いた。
粗びきと細引きの二種類の蕎麦を味わった。
蕎麦の実の雑炊や蕎麦羊羹も美味であった。
さすがに地図を眺めているだけでは、アブがいるかどうかはわからない。
今までこれほどまでのアブには遭遇したことがなかったので、対策が甘かった。
熊も怖いが、アブも嫌だ。
アブ対策は、今後の課題である。
~おまけ~
先日の権現岳登山の際に、テント内のシームテープが一か所劣化していたので、簡単リペアを施すことにした。
テントの四隅、つまり縫い合わせてある部分にシームテープがはってあるのだが、ここが劣化すると浸水の原因になってしまう。
ちなみに、これは正常な場所。
シームテープに異常はない。
こちらが劣化している場所。
シームテープがボロボロになっている。
補修剤はこれ。
シームコート。
昔、アライテントを買った時に一緒についていたやつだ。
エアライズは、購入した状態ではシームレス加工がされていない。
シームコートを使って、テントの四隅を自分で目止めするのだ。
(今もそうなのかな?)
シームコートは、粘度の緩いセメダインみたいな感じ。
防水加工したいところに指で塗り込む。
30分~60分で完全乾燥すると説明書には書いてあるが、念のため24時間放置しておいた。
24時間後はこんな感じ。
きれいに補修できた。
これで当面安心である。
さて、釣りの次は山だ。
どこ行こうかな~?
南ア野呂川の支流北沢でアブの猛攻に遇って逃げ帰ったことがありました。
山形でも新潟でもひどい目に遇ってもう二度と足が向きません。
アブの猛攻に耐えながら良型を釣り上げたpapachanさんはあっ晴れだっす!
ほっとして味わうお蕎麦はさぞかし美味しかったことでしょうねえ!
こんにちは!
ヒル>アブ>クマの順で嫌です~(笑)
2時間弱がんばりましたが、もう限界でした。
あちこち刺されまくって、今は赤黒く腫れて痛痒さが続いています。
近所のアウトドア屋さんで「森林香」なるものが売ってたので、買おうかどうか真剣に考えております。