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押し入れからスノーシューを引っ張り出してきた。
今年はタイミングを見計らってスノーモンスターを見に行く予定だ。
肝心のスノーシューが壊れていると計画も頓挫してしまうので、使えるかどうか試し履きしよう。
こういうときに便利なのは北八ツだ。
ロープウェイで2200mまでアクセスできるし、スノーシューで歩けるコースも豊富にある。
ロープウェイ駅は始発に乗る人で早くも長蛇の列。
往復で2100円だが、モンベル会員は1900円。
2000円でおつりがくるのは嬉しい。

通勤ラッシュも顔負けの詰め込み具合を7分間我慢すれば山頂駅だ。
雪は少なめだが、気温はマイナス9℃。
暑がりの自分にはこれくらいの気温がちょうどいい。

99.9%の登山者は、アイゼンをつけて北横岳へ向かう。
私は、ひとり麦草峠に向けて下っていく。
静かに歩けて最高。

思ったより天候がよく、風も穏やかだ。
オーバーグローブも必要ない。
ロープウェイ駅越しに北アルプスもよく見えた。

見通しの良いトレイルをテンポよく下っていく。
まだスノーシューの出番はない。
適度に踏まれた道は快適で、アイゼンも必要ない。

五辻に到着。
思ったより下ってきた。
帰りの登り返しが地味に疲れそうな予感がする。
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何人か登り返してくる登山者とすれ違った。
おそらく昨日の泊り組だろう。
麦草ヒュッテ、白駒荘、高見石小屋など、通年営業の山小屋が多いのも北八ツの特徴だ。
厳冬期の営業小屋は本当に心強い。
さらに下って出逢の辻。
小腹がすいたので、シリアルバーとテルモスのお湯でエナジーチャージ。

今日のザックは、マウンテンダックスのshifty32R。
おととしの秋に購入したもので、最近よく使っている。
背面に大きなポケットがついているので、スノーシューがすっぽり入る。
最近のザックは、こういうタイプが多いよね。

マウンテンダックスは、山の師匠が昔使っていたを見てあこがれていた。
信頼のメイド・イン・ジャパン。質実剛健。
少し前に倒産してしまったのだが、別の企業が復活させた。えらい。
shifty32Rは、いろいろな工夫が凝らされている割に軽量化が図られていて、なかなか使い勝手が良い。
詳しく説明していると、それだけでブログの記事になりそうなので、今回は割愛。
話を本題に戻す。
出逢の辻から大石峠に向かおうか、そのまま国道299号線に出ようかちょっと考える。
冬季閉鎖されている国道を歩くのも話のネタになりそうなので、国道へ出た。

だいたい想像通り。(笑)
スノーシューで歩こうと思ったが、小屋の荷揚げのスノーモービルが頻繁に通っていて、ここも普通に歩けた。
しかも、この道が結構長くて単調だった。
だらだら登りを我慢して麦草ヒュッテを通過。
佐久穂町に突入。
さらに登りは続く。

ようやく麦草峠(2127m)に着いた。
ヒュッテから峠まで車で走るとあっという間なのに、周りの景色が単調だと長く感じる。
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峠から少し下って白駒池の入り口に着いた。
ここでスノーシューを装着。
それでは、池まで残り700mレッツゴー。
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無雪期は苔が美しい森も今はモノトーンの世界だ。
静かで大変よろしい。

少し登ってから下ると一気に視界が開けた。
完全氷結した白駒池だ。いいね~。
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池を横断したかったけど、時間のことも考えてやめておいた。
氷の上になぜか脚立が置かれていたので、三脚代わりカメラを設置した。
ひょっとしたら脚立はこのために置かれているのかな?

毎度インスタ映えしない自撮りだが、証拠写真くらいにはなる。
帰りは国道は通らず、XCコースにもなっている森の中を抜けて麦草ヒュッテまで向かった。
やっぱりこっちの方が楽しい。

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麦草ヒュッテの前にあるあずまやで小休止。
凍る直前のあんドーナツをむしゃむしゃ食べる。
こんなに穏やかな天気ならラーメンくらい作る準備をしてくればよかった。
予報ではもっと過酷な天気だと思ったんだよね。
5分でランチタイムを終了し、さて帰るかと歩き始めようとしたら、入れ違いに山スキーの登山者がやってきた。
「あれ、あそこのサングラス、忘れてませんか?」
「おお! 忘れてました! ありがとうございます!」
あやうくサングラスを置き去りにするところだった。
あぶないあぶない…。
麦草ヒュッテからは、国道を横切り、大石峠からオトギリ平を通って出逢の辻へ戻ることにした。
国道を歩くより時間はかかるが、こっちの方が楽しい。

オトギリ平は、魅力的な雪原が広がっている。
トレールを外れてスノーシューで遊んだ後があちこちに残っていた。
私もバージンスノーの上をバフバフ歩いて自己満足に浸る。

シカやウサギの足跡も縦横無尽に広がっている。
いわゆるアニマルトラックだ。

左がウサギ、右がニンゲン。
ウサギの方がスマートだね。
出逢の辻でスノーシューを外した。
ここからロープウェイ駅までは登りになるが、アイゼンも必要ないだろう。
身軽になって気分よく歩いていると、はたと気づいた。
サングラス忘れたー!
さっきスノーシューを片付けたときに、雪の上へ置いたままにしてしまった。
取りに戻るの面倒だな~、かったるいな~と思いつつ、そのまま放置してしまうのも気が引ける。
意を決して取りに戻った。
ああ、あった…

一日で2回もサングラスを忘れるとは、ひょっとしたらボケが始まったか?
こういうことがあると本当に自分が信じられなくなる。
この騒ぎでどっと疲れが襲ってきて、ロープウェイ駅までの登りが牛歩のごとく、カタツムリのごとく…。
おまけに腹も減ってきた。
地味に長い登りをたっぷり時間をかけて、ようやくロープウェイ駅に戻ってこられた。
休憩時間を含めて5時間のスノーハイクが終了。
おつかれ~。

ヤマップでログを確認したら、移動距離は13.3㎞。
ペースは、「やや速い」だった。
サングラス事件がなければ、「超速い」だったかも。(笑)
下山後は、お楽しみの温泉と食事タイム。
温泉は、なじみの「尖石温泉 縄文の湯」。
冷えた体に温泉は最高の贅沢だ。

温泉で温まると空腹は頂点に達する。
ごはんは、長野県民のソウルフード「みんなのテンホウ」。
今日はよく歩いたので、これくらい食べてもバチは当たらないでしょう。
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スノーシューイングには少し雪が足りなかったが、そこそこ楽しめたのでよしとしましょう。
スノーシューの調子を見るのが目的だったので、そこは果たせたし。
しかし、固定ベルトがかなり硬化していたので、そろそろ変え時かもしれない。
切れないうちに山道具屋さんに注文しておこうかな。
今年はタイミングを見計らってスノーモンスターを見に行く予定だ。
肝心のスノーシューが壊れていると計画も頓挫してしまうので、使えるかどうか試し履きしよう。
こういうときに便利なのは北八ツだ。
ロープウェイで2200mまでアクセスできるし、スノーシューで歩けるコースも豊富にある。
ロープウェイ駅は始発に乗る人で早くも長蛇の列。
往復で2100円だが、モンベル会員は1900円。
2000円でおつりがくるのは嬉しい。
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通勤ラッシュも顔負けの詰め込み具合を7分間我慢すれば山頂駅だ。
雪は少なめだが、気温はマイナス9℃。
暑がりの自分にはこれくらいの気温がちょうどいい。
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99.9%の登山者は、アイゼンをつけて北横岳へ向かう。
私は、ひとり麦草峠に向けて下っていく。
静かに歩けて最高。
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思ったより天候がよく、風も穏やかだ。
オーバーグローブも必要ない。
ロープウェイ駅越しに北アルプスもよく見えた。
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見通しの良いトレイルをテンポよく下っていく。
まだスノーシューの出番はない。
適度に踏まれた道は快適で、アイゼンも必要ない。
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五辻に到着。
思ったより下ってきた。
帰りの登り返しが地味に疲れそうな予感がする。
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何人か登り返してくる登山者とすれ違った。
おそらく昨日の泊り組だろう。
麦草ヒュッテ、白駒荘、高見石小屋など、通年営業の山小屋が多いのも北八ツの特徴だ。
厳冬期の営業小屋は本当に心強い。
さらに下って出逢の辻。
小腹がすいたので、シリアルバーとテルモスのお湯でエナジーチャージ。
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今日のザックは、マウンテンダックスのshifty32R。
おととしの秋に購入したもので、最近よく使っている。
背面に大きなポケットがついているので、スノーシューがすっぽり入る。
最近のザックは、こういうタイプが多いよね。
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マウンテンダックスは、山の師匠が昔使っていたを見てあこがれていた。
信頼のメイド・イン・ジャパン。質実剛健。
少し前に倒産してしまったのだが、別の企業が復活させた。えらい。
shifty32Rは、いろいろな工夫が凝らされている割に軽量化が図られていて、なかなか使い勝手が良い。
詳しく説明していると、それだけでブログの記事になりそうなので、今回は割愛。
話を本題に戻す。
出逢の辻から大石峠に向かおうか、そのまま国道299号線に出ようかちょっと考える。
冬季閉鎖されている国道を歩くのも話のネタになりそうなので、国道へ出た。
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だいたい想像通り。(笑)
スノーシューで歩こうと思ったが、小屋の荷揚げのスノーモービルが頻繁に通っていて、ここも普通に歩けた。
しかも、この道が結構長くて単調だった。
だらだら登りを我慢して麦草ヒュッテを通過。
佐久穂町に突入。
さらに登りは続く。
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ようやく麦草峠(2127m)に着いた。
ヒュッテから峠まで車で走るとあっという間なのに、周りの景色が単調だと長く感じる。
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峠から少し下って白駒池の入り口に着いた。
ここでスノーシューを装着。
それでは、池まで残り700mレッツゴー。
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無雪期は苔が美しい森も今はモノトーンの世界だ。
静かで大変よろしい。
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少し登ってから下ると一気に視界が開けた。
完全氷結した白駒池だ。いいね~。
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池を横断したかったけど、時間のことも考えてやめておいた。
氷の上になぜか脚立が置かれていたので、三脚代わりカメラを設置した。
ひょっとしたら脚立はこのために置かれているのかな?
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毎度インスタ映えしない自撮りだが、証拠写真くらいにはなる。
帰りは国道は通らず、XCコースにもなっている森の中を抜けて麦草ヒュッテまで向かった。
やっぱりこっちの方が楽しい。
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麦草ヒュッテの前にあるあずまやで小休止。
凍る直前のあんドーナツをむしゃむしゃ食べる。
こんなに穏やかな天気ならラーメンくらい作る準備をしてくればよかった。
予報ではもっと過酷な天気だと思ったんだよね。
5分でランチタイムを終了し、さて帰るかと歩き始めようとしたら、入れ違いに山スキーの登山者がやってきた。
「あれ、あそこのサングラス、忘れてませんか?」
「おお! 忘れてました! ありがとうございます!」
あやうくサングラスを置き去りにするところだった。
あぶないあぶない…。
麦草ヒュッテからは、国道を横切り、大石峠からオトギリ平を通って出逢の辻へ戻ることにした。
国道を歩くより時間はかかるが、こっちの方が楽しい。
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オトギリ平は、魅力的な雪原が広がっている。
トレールを外れてスノーシューで遊んだ後があちこちに残っていた。
私もバージンスノーの上をバフバフ歩いて自己満足に浸る。
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シカやウサギの足跡も縦横無尽に広がっている。
いわゆるアニマルトラックだ。
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左がウサギ、右がニンゲン。
ウサギの方がスマートだね。
出逢の辻でスノーシューを外した。
ここからロープウェイ駅までは登りになるが、アイゼンも必要ないだろう。
身軽になって気分よく歩いていると、はたと気づいた。
サングラス忘れたー!
さっきスノーシューを片付けたときに、雪の上へ置いたままにしてしまった。
取りに戻るの面倒だな~、かったるいな~と思いつつ、そのまま放置してしまうのも気が引ける。
意を決して取りに戻った。
ああ、あった…
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一日で2回もサングラスを忘れるとは、ひょっとしたらボケが始まったか?
こういうことがあると本当に自分が信じられなくなる。
この騒ぎでどっと疲れが襲ってきて、ロープウェイ駅までの登りが牛歩のごとく、カタツムリのごとく…。
おまけに腹も減ってきた。
地味に長い登りをたっぷり時間をかけて、ようやくロープウェイ駅に戻ってこられた。
休憩時間を含めて5時間のスノーハイクが終了。
おつかれ~。
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ヤマップでログを確認したら、移動距離は13.3㎞。
ペースは、「やや速い」だった。
サングラス事件がなければ、「超速い」だったかも。(笑)
下山後は、お楽しみの温泉と食事タイム。
温泉は、なじみの「尖石温泉 縄文の湯」。
冷えた体に温泉は最高の贅沢だ。
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温泉で温まると空腹は頂点に達する。
ごはんは、長野県民のソウルフード「みんなのテンホウ」。
今日はよく歩いたので、これくらい食べてもバチは当たらないでしょう。
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スノーシューイングには少し雪が足りなかったが、そこそこ楽しめたのでよしとしましょう。
スノーシューの調子を見るのが目的だったので、そこは果たせたし。
しかし、固定ベルトがかなり硬化していたので、そろそろ変え時かもしれない。
切れないうちに山道具屋さんに注文しておこうかな。
サングラス2度も、、、、、ご安心あれ、しっかりボケが始まっちょります(僕も同じデス)
僕はこれから3月まで身動きが取れまへん、apachanさんが羨ましい!
こんにちは!
今年はできるだけ雪山に入ろうと考えています。
渓流解禁までに、あと2~3回は行きたいですね。
サングラスの件は、ちょっと自分的にショックでした。
でも、これから先は老いを受け入れることも必要なのかもしれませんね。