松村知也、猫が大好きな爺さん

自身の忘備録です、日記風の記述だが政治的な意見や専門領域(電子工学・品質管理)の記述は意図的に避けています。

パリとも今日でお別れです

2010年01月31日 | 日記
1週間滞在したパリも今日でお別れです。何事もなく無事滞在を終われそうなのですが、まだまだ油断は禁物です。シャルルドゴール空港まではホテルから150mのところにあるRER(パリ郊外行きの近距離鉄道)のリュクサンブール駅から直通で40分です。ホテルの選択もこのようにRERやメトロの利便性を考えておけばいいということなのですが、落とし穴もあります。フランス人は安全な人たちなのですが、出稼ぎや違法滞在それにロマなど窃盗やすりを職業?にしている人たちが大勢います。鉄道やメトロも日曜日やウイークデイでも深夜近くなれば決して安全とはいえません、ましてや大きな荷物を引っ張っての移動は問題があるので今日は近くのタクシーセンターからタクシーで空港まで行きます。日曜日は割増運賃ですがそれでも60ユーロ程度ですから、2人で乗れば鉄道運賃の2倍くらいです。(もう少し高いかな?)

サンジェルマンデュプレ

2010年01月31日 | 日記
パリ最後の夜はサンジェルマンデュプレで牡蠣を食べます、色々な店があって迷うのですが、客引きの上手さでギリシャ系のお店に入りました。頼んだのはシーフードグリルと生牡蠣です、一人6個合計12個の牡蠣を食べました、本当に美味しいです。

パリ市立カルナバレ美術館

2010年01月31日 | 日記
パリ市立カルナバレ美術館に行きました、お目当てはフランソワ・ジェラールが描いたレカミエ(ジュリエット・レカミエ)夫人像です、レカミエ夫人の肖像はダビッドが描いて未完の作品をダビッドの弟子が仕上げたものがルーブルにありますが、運刻斎としてはこのジェラールの作品の方に魅力を感じています。もう12年も前に始めてこの絵を見たときにはとても感動して暫く絵の前から動けなかったことを覚えています、このときも確か2月の始め頃のとても寒い日にきています。その場でレターセットを買って日本まで手紙を書いた記憶があります。レカミエ夫人はリヨン生まれ、1793年に30歳以上年上の銀行家ジャック・レカミエと結婚しましたが、ジャックは事実上ジュリエットの実の父で、彼女を自分の正統な相続人とするために結婚したのではないかといわれていました。19世紀の初め頃彼女のサロンには、元王党派を含む多くの文人や政治家が集まったことで知られています。その殆どはジュリエットの美貌に惹かれての行動だったといわれています。ナポレオンもかなりご執心だったようですが1811年にそのナポレオンと対立してパリを追われて故郷のリヨンに移ったと言われています。