静岡県のここ遠州地方では、昨年末からずっと強い風が吹き続いており、「今日も飛べない」と、ぼやく毎日でした。
ところが今日は、朝から快晴、午後からは南西の風、風力1~2m/s、飛ばない理由はありません。そこで、自宅から最も近い砂浜の、遠州灘のサーフィン会場に行って、TOしました。
1月中旬、強風の合間で、わずか15分だけ飛びましたが、それが「今年の初フライト」と呼ぶには相応しくない感じがしていましたので、私にとっては最高の今日のフライトを「今年の初フライト」に置き換えました。
TOしたサーフィン会場で200mまで上昇し、その高さをキープして天竜川河口まで、福田海岸・鮫島海岸を西進。
その時の眺望は、5合目まで雪で覆われた富士山、南アルプスの南端の山々は白く、遠州灘の端から端までしっかりと見えました。
目を眼下に向けると、
・防潮堤を建設するために松林の伐採が行われていたり、
・これまでの東西の防潮堤をつなぐ工事が行われていたり、
・天竜川の砂州の形が変化していたりと、
約40日振りの景色は色々と変化に富んでいました。
本当に久し振りに飛んだ「私のふるさと」のようなこの空に戻ってきたような感覚を覚えました。
フライト中に嬉しかったのは、
・砂浜で佇む女性が、
・防潮堤の上で植樹している6人の作業者が、
・灯台近くで海を見ていた男女二人が、
私に向かって手を振ってくれたことで、すかさず、振り返しました。
LDは、風が弱まっており、着地してから十数歩走るような内容でしたが、45分間のフライトを堪能できました。
■写真の説明(以前に撮った写真ですが)
今日のフライトコース(福田海岸・鮫島海岸)の約70%が見える写真です。
以上です。