ひっくり返ったおもちゃ箱

アジアのドラマや映画、少女マンガ、アニメ、小説などの感想と妄想箱。
ネタばれ全開です。未見の方はご注意ください。

真愛找麻煩 視聴終わりました

2013-06-13 | 真愛找麻煩 ~True Loveにご用心
Gyaoで毎日1話ずつ配信されてた台湾ドラマ「真愛找麻煩~True Loveにご用心~」の視聴が終わりました。



監督 馮凱
出演 ヨウション(宥勝) アニー・チェン(陳庭妮) シェ・クンダー(謝坤達) ホン・シャオリン(洪小鈴) ワン・シーピン(王思平)

あらすじ(C-POPTVより)
リゾートホテルを主な経営とする威海グループの若き社長、コー・ウェイシャン。彼は忍耐力と強い意志の持ち主で、どんなトラブルをも恐れない。一方、正義感が強く、困った人を見れば進んで助けに行くソン・イージエ。彼女は亡くなった父親の影響で、とても義理人情のあつい性格だった。そんな二人があるトラブルをきっかけに出逢い…。



このドラマ、全84話と長いせいか日本ではDVD化されてなくて、CSやBSでの放送も期待できそうにありませんでした。
「結婚って幸せですか?」で素敵だったワン・ヨウション(王宥勝)が男主角なので「いつか見たいなぁ~」と思っていたところへ、Gyaoで無料配信されてると聞いて、舞い上がって視聴し始めました♪

正直に言います…。








長かった。
途中で何度も「もうリタイアしちゃおうっかな~」と思いました。

が、最後まで見続けられたのは、きっと私がA型だから?(違う)

お話に出てくる人たちがね~ホントにイライラするのよ。
特におばあさまをはじめとする女子グループね。
おばあさまは孫(ウェイシャン)とイージエを結婚させるために「自分は癌だ。二人の結婚式を見れたら思い残すことはない。」なんて笑えないウソをついて、そのウソを隠すために、また違うウソをつくし。
ウェイシャン姉のイェンニーはいつも無邪気な善意で人を振り回し、自分は正しいと思って疑わないし。
イージエはウェイシャンとおばあさまにほだされて結婚するけど、どうにも世間知らずだし。
ウェイシャンの友達ユンは、はっきり振られているのに「ウェイシャンは必ず振り向いてくれる」と新婚につきまとうし。

最初は「すてき」と思っていたウェイシャン父も、おばあさまのウソを一緒に庇いだしたあたりから人間性を疑ったし。
これまた最初は「いいわぁ~」と思っていたウェイシャンは仕事は出来るけど、恋愛偏差値は中学生並みのニブチンだし。
イェンニー夫のコーファンは妻に振り回されて、困った顔をしてるだけだし。
…と、難ありの人たちばかりだったんです。


それがね、いろんな騒動を経て、それぞれが変わっていくのね。
ま、人間って根本的なところはあまり変わらないと思うんですが~でも、変わろうと努力しはじめるんです。
後半から、その様子が見えてきて微笑ましくて、コー家とその周りの人たちの成長物語として見ることが出来ました。


そして、みんな、すぐ頭に血が登るんだけど、根がとても優しいんですね。
その時は怒っていても、しばらくすると相手を許そうとする。
おばあさまのウソがばれて、みんな呆然とするけどイージエは「癌でなくて良かった」と喜んでるんですよ~ええ子や~

いろんな事があるんですが、最後にイージエが(姑である)ウェイシャン母に自分から「今までのこと」を謝りに、そして「これから仲良くやっていきたいから、許して、私を認めて、いろいろ教えてください」って言いに行くんですね~。
偉いよね! ドラマとはいえ(こら)なかなか、こんな風に自分からは行けないよね。
で、姑さんも実は謝りたくても、タイミングが掴めなかったみたいで「私こそ、誤解してごめんなさい」と仲直りが出来ました。良かったよかった。

ラスト5話くらいはホントにハッピーな気持になりましたね~。
終わりよければ全てよし、です。
「真愛找麻煩」というのは「本当の愛は面倒を起こす」という意味らしく、最終回、イージエのお母さんが「ホントに面倒を起こす子だね」と言っていたのに笑ってしまいました~。
そのタイトル通りのお話でした(笑)


キャプチャーは主に最終回で作りました…84話もあれば、量が多すぎるので絞ってみたよ。
脇役のみなさんがよかったですね。



 主役のイージエ&ウェイシャン&シャオシン 中盤から出てきたこの男の子、すっごくいい子でした~。


 
 二男ウェイチェンの妻リー・アーとその父。
この父のリー親分が可愛くてね~怖い極道さんなんですが、娘に頭が上がらないのよ。



そして、一番の立役者はイージエのおじいちゃん、貴方です!
 
 真ん中の男性です。ちなみに左はイージエ母、右は噂のおばあちゃんです。
いつも飄々として、控えめに、でもちゃんと真実を教えてくれる。男性陣の中では一番、輝いてましたねぇ。
イージエの亡くなったお父さんの父なので、イージエ母とは義理の仲なんですが、この二人がいいコンビでした。義理の仲の方がお互い、いい距離で付き合いやすいのかもしれません。
右のばあちゃん。途中でウソがばれて大人しくなりました~やっぱね、人の生死に関わるウソはいかんです。



 
 ウェイシャン父と母。



 
 成長したといえば、この人、二男ウェイチェンです、
最初は仕事の出来ないチャラ男くんだったんですが、いいですね~。
チャラ男として芯が通っていましたので、彼に対するストレスは殆どありませんでした。



 
 そして長女イェンニーとその夫コーファン。
この長女さんが、おばあさまに次ぐストレスでしたね。どうにもならないお嬢さまで~ちょっと、痛い目にあえばいいのに!と思っていたら、ホントにあっちゃって。


友達のジャージャーと和解する場面はよかった~思わずホロリ。



よかったね。ジャージャー
 
 彼女、いつも一生懸命なのに、なんかいつも上手くいかないんです、幸せになって欲しい。


 
 この時のイェンニーの笑顔が良かった。きれいでした。

イージエもイェンニーも自分から謝りに、許しに行きました。
「自分は悪くないのに!」と思っても、時には先に折れてあげて「自分から和解しにいく」…ということは大事だなぁ~と思えました。





そして!
 
 忘れちゃいかんのがイージエ元カレのドンヤン。
Gyaoのレビューでは「最悪!」とか「信じられない~」とか叩かれてましたが…私、彼、嫌いじゃありません。
「秋コン」の拓也だったという見た目はこっちに置いといて~昔、ひどい別れ方をして、結婚したイージエの前にうっかり(わざと?)現われて、さんざ引っ掻きまわして、イージエや皆から怒られて去っていくというキャラなんですが。
「良かれ」と思ってやることが全て裏目に出てしまう…いるよね~そういう人。
最後にウェイシャンとラブラブになったイージエがホントに可愛くて…昔はドンヤンとこういう時期もあったんだよね?…こんだけ可愛かったら、自業自得とはいえ、ま、なかなか諦められないかもねぇ。
そんだけ好きだったんでしょ、一人芝居だったけどね。幸せになってくれ、ドンヤン。
そして、この紫が似合う人はなかなか居ないぞ~と思うあたり、やっぱり拓也のルックスで大きく加点されてるんでしょうか?



 
 同じくトラブルの元、ユン。
ウェイシャンに「君は友達だ、恋愛感情は持てない」とはっきり言われているのも関わらず、追いかけ回す、この根性。あっぱれです…追われる方は全く迷惑な話ですけどね。
最後は可愛いキャラになってたので、安心しました。



 
 全体写真です~。親分を忘れちゃいけませんねぇ。
このキャプチャーを作りながら、やっぱり可愛い人たちだったなぁ…と懐かしく思い出しています。
じゃぁ、記事中でもぶつぶつ言うなよ!って、話ですが~ま、そこは御容赦くださいませ。

フルマラソンを完走したような、そんな充実感でいっぱいです~。
観られた方々、お疲れさまでした、御一緒に乾杯いたしましょう~。 



PS
もう一本、Gyaoで「思いっきりハイキック!」(こちらはなんと全167話)を抱えているので、もう、しばらくは長編はいいかな~と思っているのですが、来週からBSフジで始まる「宮廷の諍い女」は全76話なんですね~(^^ゞ
うわぁ、どうしよう。アジアリパブリックの社長さん、一押しのドラマですよね~迷うところです

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ジヨン)
2013-06-17 00:43:08
パレアナ姉さん こんばんは♪
完走おめでとうございます。
乾杯~
全話完走出来た者のみ味わえる達成感と、
<終り良ければすべてよし>なラストで、途中のイライラはどこへやら(笑)で、
なんだかすごく満足しています


感想楽しく読ませていただきました♪
なんだかんだ文句を言いつつも、根本はみなさんやさしい良い人なので、可愛く思えていたし、
アラもあるなぁ~と思いつつも、作品の持つ力に私はうまく乗ることができたので、完走出来た思います。
それにパレアナ姉さんとご一緒できたことも大きかったと思います。ありがとうございました♪

私もドンヤン嫌いじゃありませんよ。
その心中を理解しようといろいろ想像するのが面白かったですから♪

「真愛找麻煩~True Loveにご用心~」を肴に妄想宴会スタート(笑)
返信する
ジヨンさん (パレアナ姉)
2013-06-17 05:54:20
ジヨンさ~ん、コメントありがとうございます。
いや~ジヨンさんが居てくださったから完走できました~ジヨンさんの背中を見失わないように追いかけました ホント、お疲れさまでした~

ホントね、みんな難ありな人たちなんですが、根が優しいんですよねぇ。ぷりぷり怒っていても、結局はその怒りが長く続かないし、ちゃんと謝罪されたら許そうとするし。そんなところが、人間味あふれてて良かったです。

>作品の持つ力にうまく乗れた…おお~新しい発見というか、新しい言葉です、なるほどね、と大きくうなずいております。さすが、ジヨンさん。

おや!ジヨンさんもドンヤン擁護派(なんだそれは)ですか。嬉しいです~。
彼の行動で、ホントいろいろ妄想が湧きますねぇ。
ドンヤンでスピンオフが見たいくらい結構、お気に入りだったりします。

ユンのこと好きだった社長はどうなったんでしょうか~。

まだまだ妄想宴会は続きますね 楽しいです~。
返信する