こんにちは。
今回なかなかの長文なので、結果だけ知りたい方は最後まで飛ばしてくださいw
先月ガソスタで洗車してもらっていた時、別に頼んではなかったんですがついでにバッテリーの電圧を測っていてくれたらしく、「2018年6月交換で既に3年以上経ってるし電圧が低いから交換した方がいいので、検討お願いします」と言われました。
「コロナでここ1年半ほぼ片道3キロの通勤しか走ってないしな~、さすがにいつもの4年交換(これでもスパン短いと思ってる)すら厳しいか?」と思って電圧を見たら負荷電圧が10.6V、回復電圧が12.1Vとのことです。
うん、やっぱまだ問題ないなw
充電状態が悪いタイミングで洗車に出してるし、こんなモンでしょw
それにバッテリーのインジケータは真緑です。
とりあえず交換はなしですね。
それよりも私は見積もりの方でおったまげました。
メーカーまでは見てませんが、なんと80D26Rで36,000円!!!!!
うっは~たっっっか!!!!!
5月の自動車税(87,900円)より高く感じますww
ちなみに私が30セルシオに乗り始めてから愛用しているのは、トヨタやアメ車(GM)純正で採用されているACデルコの80D26Rです。
次の交換は同じくACデルコの90D26Rに容量アップする予定ですが、それでもAmazonで13,600円ほどです。
いつも洗車してもらって顔なじみにもなっているガソスタの店員さんには申し訳ないが、GSユアサのバッテリーだとしても36,000円は出せませんね…(^ω^;)
…と、前置きが非常に長くなってしまいましたが、ここ1年半ほぼちょい乗りしかしないうえにエアコンは年中必ず使ってる(窓絶対開けない派)ので、3年でもおそらく普段の3年分以上にヘタってるのは間違いないと思われる為、以前から気になってたパルス発生器を購入して検証してみることにしました。
ようやく今回の主役、サンダーアップⅡの登場です。
Amazonで購入しました。
パルスを発生させて、電極板に付く不純物(通常使用の化学変化で生じる結晶みたいな物)を分解して電極の通電を良くするという、つまりは故障ではないが経年劣化したバッテリーを再生、もしくは結晶の発生を抑えて長持ちさせるパーツです。
よくあるプラシーボ効果の塊みたいな眉唾商品とは違い、これは科学的根拠に基づいたモノなので商品自体がゴミでなければちゃんと効果は出るハズ!と踏んでブログネタ用の遊びで買ってみました。
ちょうど3年経って電圧が低下している(と言われた)ので、これで2年以上延命出来れば御の字かなという感じです。
2023年のサイバーマンデー(つまり11月末)でのバッテリー購入が最低目標です。
出来れば2025年11月まで持ってほしいところですが、さすがにそれは厳しいか…?w
そして生き返るかどうかの確認ですが、テスターとシガー電圧計を使います。
本当は電解液を比重計で測定してバッテリーがちゃんと生き返ってるのか確認したいんですが、なんせメンテナンスフリータイプでバッテリーの蓋が開かないので、テスターで測ったりシガー電圧計で都度確認しながらデータを取っていこうと思います。
「これじゃホンマに効果あるか分からんやんけ!」って思うかもしれませんが、あしからずw
比重計で測定した結果が欲しいと言う方は、ネットに載せてくれている先人がおられますので探してみてください。
ちなみにオルタネータは2018年11月にリビルトですが交換しているので、おそらくそちらが原因で検証結果が変わることはないと思います。
まずシガー電圧計がちゃんと表示されるのか確認しましたが、テスターとの誤差が0.1V程度なので問題ないですね。
それよりも、テスターでとりあえずバッテリーの純粋な保持電圧が確認したかったのでACCに入れる前に測定したんですが、そもそも36時間車庫保管したバッテリーが12.38Vあります…w
あんまヘタってないやんけ…w
まぁそもそも夏なので電圧低下が起きにくいのと、エンジンかける時のセルの回り具合も元気いっぱいなのでヘタりは少ないだろうと思ってましたが、「あのさぁ…」って感じですw
けど最低12.6Vまで回復する余地はあるので、0.2Vですが半年後に回復してれば十分ですね。
シガー電圧計での測定タイミングですが、乗車時のエンジンOFFのキーACC時と降車時のエンジンOFFのキーACC時の2パターンで測定していきます。
エンジンONしてしまうと、オルタネータ側からも給電され充電制御がかかる為省略しています。
乗車時はACCに回してすぐ測定、降車時はエンジンOFFのACCにして1分後に測定しています。
また乗車時は休み明けの出勤時に測定しているので、24時間以上充電してない状態での測定です。
ちなみに装着前は8月中旬に測定しました。
そして一通り事前測定したので、いよいよサンダーアップを取り付けます。
とりあえず、セルシオちゃんはボンネット裏側の吸音材(?)みたいなのがエンジンルームの部品ギリギリまである為設置が非常に厳しいです。
私のようにカバーを外してないと設置スペースの確保に困るんじゃないかと思います。
私のセルシオちゃんは車高調を入れる時にアッパーマウントのカバーを撤去したので、見た目のスマートさを失った代わりにちょうどいいスペースがあります。
エンジン横なので激アツになりますが、まぁ大丈夫でしょう(楽観)
…と、取り付けようとしたら配線の取り回しが悪いし短いのでイラッとして配線を変えることにしました。
元々付いてる線はゴツすぎるんですよね。
作動中2Aしか消費しないモノに、まぁとんでもなく太い線が付いてます。
なので、家にあった0.75sqに換装しました。
6.6Aまで対応なので、熱ダレを考えてもこれで十分でしょう。
しかしこのサンダーアップ、暗電流が70mAもあるそうです。
正直電気食い過ぎです。
あまり乗らない人は逆にバッテリーが上がるんじゃないかと思うぐらい食ってますね。
12.6V以下になったら完全にカットするような設計になっててほしかったです。(贅沢)
分解すると、申し訳程度に基板を絶縁してましたがこれで防水にはなってないでしょうね~。
まぁ無視して丸端子を外して交換、開いた大穴はシーラーで埋めます。
密封しすぎて排熱がヤバいかもしれませんが、セルシオのV8エンジン様そのものがクソ熱くなるので気にしないことにします。
8月23日に取り付け、装着1ヶ月後の9月24日に再測定しました。
長文になりましたがいよいよ結果です。
【車庫保管36時間後の電圧】
装着前 12.38V → 装着後 12.25V (232キロ走行)
【シガー電圧計で見た電圧】
乗車時 装着前 12.0V → 装着後 12.0V
降車時 装着前 12.4V → 装着後 12.4V
あるぇ~!?w
途中コーティングに出して1週間代車だったので純粋な1ヶ月ではないのと、走行距離(=サンダーアップの稼働時間)が少なすぎて効果が出ていない気がしますが、伸びがなさすぎて動揺しています(:.;゚;ω;゚;.:)
というか1ヶ月で230キロしか走ってないのか…コロナ禍じゃないとあり得ない低走行です。
…と、ブログ執筆中に気付いたのですが、再測定の際サンダーアップを取り外さずに測定している為、36時間じっくり暗電流で容量を食われて測定結果が明らかに悪化していますねw
これじゃ結果が良くなるハズがありませんw
でもその割に、先週から今週にかけて丸4日車に乗ってなくても始動時にバッテリーが弱ってる気配がなかったので、少しは効果が出てるのか…?
色々ダメダメな段取りとなりましたが、とりあえずこのままサンダーアップは付けっぱなしにして様子を見て、次は12月辺りに続報を上げようと思います。
それまでに長距離を走って、走行距離とサンダーアップの稼働時間を稼ごうと思います。
あと恐らくですが、シガー電圧計での測定はいらない気がします。
純粋にテスターで測れば分かりそうですね。
それを踏まえて、次回はちゃんとサンダーアップを外して36時間放置してから測定しますw