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a green hand

竹里館

これが、「篆刻」というものである。

漢詩であるので中学で習ったことはあっても私には読めない。
しかも、この文字である。

でも何となくアートを感じないだろうか。
美しい文字の群である。

意味の解釈が添えられてあったので記してみよう。

人里はなれた竹林の奥の自然の美しさをうたった詩である。
奥深くもの静かな竹藪の中に、私はただ一人座して、琴を弾いたり、また声を
長く引いて詩をうたったりしている。
深い林のこととて誰も知らないが、天上の明月だけは、この林の奥まで月光をさしこんで、
私を照らしてくれている。


中国唐時代最盛期の詩人であるという。
李白や杜甫は聞いたことがあっても王維は全くの知らない人。
死ぬまで知らなかったであろう。

調べたことだが、李白は詩仙 杜甫は詩聖 王維は詩仏 であると表現している人もいる。

701〜761 詩人、画家、書家、音楽家とあり、高級官僚が職業である。

南朝より続く自然詩人でもあり、かなり際立った存在であったようだ。

詩風は「典雅静謐」またまた私の好きそうな言葉が出ているではないか。

夫と何となく惹かれてこの「篆刻」をいただいてきたが、意味が分かり更にうれしくなった。
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