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この間、やく半分、私は一生懸命だった。
そしてあとの半分は風邪を引いて咳をしながらぜいぜい言いながらひたすら寝ていた。
今は平熱に戻ったが、夜になるとわからない。
でもそろそろ疲れは抜ける頃だ。
いつものように病院には行かずベッド上の人となって5日間。
8度近くの熱と咳と頭痛で過ごした。
昨日から天井ではなく、娘が読んだら?という、借りものの「永遠の0」
に視線が移った。
寝ながら時々読んだ。
娘は一日で読めると言ったが病の身でそういうわけにもいかない。
昨年の2月にオペラKAMIKAZEを見るために上野に行ったが今年は娘が読んでいたそれ関係の本で年明け初の本となった。
昨年のブログにも示したが「特攻」の裏にあったものを訴える必要があり、こうしてオペラや本で表現されるのはとても意味のあることだと感じる。
一人でも多くの人に映画でもいい、本でもいいから今の我々と繋がる先人が生きた時代の裏側を推察して欲しいと願う。
病気のほかは、たくさんのいいことがあった。
書ききれない。
が、自分のことで一番喜んでいるのは、お気に入りのモンブランのインク漏れがあと数日で修理されて戻ってくるということである。
このインク漏れの万年筆を家から持ち出すことは厳禁である。
なぜならそのあとのキャップの中の始末が大変になってしまうのだ。
ペンを横にしたり逆さにしたりすることは絶対にいけないことでキャップに万年筆をそっと挿しておく状態で使用していた。
どうかしたい、買おうかな~とずっと思い悩みながら、指をロイヤルブルーに染めても愛用してきた。
私が買いたいと思うのはきっと使用している今の物より安いのは買わないだろうと思うと・・今の私に10万近くは・・ちょっと無理である。
昨年末に上京の際、銀座を歩いていると大きなモンブランの店の前を通った。
帰ってきて検索すると修理部門が二階にある。
娘に話すと5日に銀座に用があるので行ってきて上げるという心良い返事にお願いすることにした。
5日に、娘から修理代17000円弱であるが、どうするかと電話があったので勿論喜んで了承した。
書きグセがついていてペン先も交換できるという。
がそれは私が15年ほど使っての癖なのでそのままにしてもらう。
インク漏れの原因は胴軸に深いヒビがあるということだ。
ずっと気にしていた案件があとわずかで解決されるのだ。
買おうかどうしようかの悩みは2014年には考えなくても良くなった。
何より中指にロイヤルブルーの色が残らず、指も洗わずに済むのだから・・。
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