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a green hand

金木犀の香りを聞きながらの庭仕事

夫が地域の行事で一日留守である。
滅多にないそういうこと。

すると即、庭に出たくなる私・・。
夫も私が庭に出ていると出ない主義のようだ。

注文の多い料理店である私が怖いのだろうか?

先日のことである。
モッコウバラが暴れ始め、細いアーチが負けそうであった。
夕方だったが、ずっと気になっていたモッコウバラの剪定を意を決して行動へと出た私。

その夜。左手にグラスを持つと手に震えがきた。

こりゃまずいと思い、そのことを夫に話すと、普段使わない筋肉を使うとそうなることがあるという。

あ~、モッコウバラで使った大きな剪定ばさみが原因だと思い出した。
遂に悪い病気到来かと思ったのも束の間であり、安心を取り戻した。

翌日に、その後の処理を夫がしてくれた。
私が注文をしたのである。
その料理の腕は見事なものである。
これでモッコウバラの暴れがなくなり、すっきりしたが花が咲くかどうか春になってみないとわからないのが私の庭仕事である。



今日は、玄関アプローチを整理した。
ハーブを刈り込み、花を咲かせずに終わったノコギリソウを引き抜き、クリスマスローズに光を当てた。
クリスマスローズがノコギリソウに押され気味でありイマイチ元気喪失気味なのだ。

ここでの切り戻した山のようなハーブや草花の残骸の始末は母が自主的にしてくれた。

「やりっ放しなんだから・・」と、ぶつぶついいながらである。
まもなく88歳になる母は、自分の娘よりまだ力も根気もあると自分自身を信じて疑わない。

アプローチを白系でまとめたいので、ラムズイヤーも増やした。
シルバータイムも添えてみた。
それと白のオキザリス、これは増えて欲しい好きな花。

大事にしすぎてそっとしておくとドンドン元気がなくなる。
ピンクのオキザリスは増えすぎて困っていたが、近所のKさんからいただき、欲しかった白なのでそっと大事にしておいた。

邪険に扱っていたピンクはドンドン元気になる。
邪険にすればするほど球根が増える。
そんなピンクのオキザリスの姿から推察し、2年前ぐらいに白を株分けしてみた。
成功だった。
初秋を迎え、より品良く咲いている。

これでオキザリスの白を増やせると思い、今日は更に株分けをしてみた。
緑と白のコントラストが私の心を癒してくれる。

ピンクには申し訳ないが、うちの庭に咲かなくても皆さんに愛されているからいいか・・と都合のいい言い訳である。

10月は庭仕事に相応しい季節である。

金木犀の秋の香りを楽しみながら、もう少し、チューリップの球根を植え込んで、長い寒い冬を辛抱し春を楽しみにしたいと思った今日の庭仕事である。
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