
3歳ちょっと前までである。
ここのところMちゃんを預かるようになり、まもなく2歳のMちゃんを見ていて思う。
環境が人間に及ぼす影響・・である。
ここで人間でない者に育てられたら人間ではなくなるということが実感できるのだ。
よく例に出されるのは狼に育てられた子ども「アヴェロンの野生児」の話である。
泣き方も態度も動作も全て真似る時期に狼に育てられたら確かに狼になるしかない。
そして後に人間界に戻されても小さい頃の動物から学習したものでは生きられないのだ。
一挙手一投足を周囲の人を真似るから怖い。
話せなく、コミニュケーションを取るために手を使い、顔の表情で懸命に伝えようとする。
知っている動作や音を全部駆使してコミニュケーションしようとするのだ。
その姿には感動さえする。
伝わったと知ると大きく頷いて喜ぶのだから判ってあげられたと思うだけでもうれしくなる。
人のイメージにも鋭い反応を示す。
色で人の判断もしている。
自分はピンク、パパは青、お姉ちゃんは紫、ママがはっきりしないがオレンジだったろうか?
昨日母が私に「まーじゃなく「まーちゃん」って呼ぶように教えたら」というのでMちゃんの前で「大丈夫よ、Hくんだってずっと私を呼びつけにしていたわけではないんだからそのうち言えるようになるわよ」と強く私が言うのを聞いていたと思ったら母と数回練習しているうちに「まーちゃん」と言えるようになっていた。
「まーちゃーん」と呼ばれて寂しくなっていたのは、H君のときと一緒である。
ある意味どこかでいつまでも赤ちゃんでいてほしいというエゴがあるのかもしれない。
今日は、6年生のハルと電話で話した。
10月には妹が生まれる。
早く夏休みにうちに来たい風である。
宿題をし終えて来るように言う。
なるべく早く来てねといってハルの方から電話を切ってもらう。
夏休みは賑やかになるな~。
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事