くまうた |
●= プレイステーション2『くまうた』 =●
2003年10月25日に発売。当時の価格は、5,800円(税別)です。
ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売された、異色なコミュニケーションゲームです。
プレイヤーは師匠となって、弟子であるクマに演歌を教えていくという、トンデモな内容。今では「ボーカロイド」でおなじみの音声合成システムを早々に取り入れた作品で、作成した歌詞の通りにクマが歌ってくれます。
発売当時はたいして盛り上がらなかったそうですが、ボーカロイドが注目されるようになってきた2007年ごろになって、同じコンセプトとなる今作が動画などで取り上げられるようになり、改めて評価されるようになったとのことです。
私は、「いい電子」で取り上げられたのを見て知りました。
まあ、その頃にはもうPS3メインになっていたので、プレイしたいというところまでは行きませんでしたが、印象には残っています。なんで、クマに歌わせようと思ったんでしょうかね…。
そして今作が、ボーカロイド人気によって再評価されるなんてことも、当時は予想していなかったでしょうね。ある種、時代を先取りしすぎたタイトルとも言えます。
星をみるひと |
●= ファミコン『星をみるひと』 =●
1987年10月27日に発売。当時の価格は、5,300円(税別)です。
俗に”クソゲーの代表作”として有名な、RPGです。
初代『ドラゴンクエスト』の翌年に発売された今作ですが、不親切なシステム、説明書がないと分からないストーリー、戦闘バランスの悪さなど、あらゆる部分が調整不足というか調整していないレベルのものになっており、発売当時から酷評を受けることに。
しかし、曲の良さだけは高く評価されているとのこと。世界観も悪くないとのこと。ということで、熱心なユーザーの手により、今作の世界観をそのままにバランス調整を施したフリーゲーム『STARGAZER』が制作されたとのことです。現在も配信中ですよ。
アルバム 星をみるひと (FC) |
本当に曲”だけ”は高く評価されているんだな~ということを、改めて感じさせます。
私は、もちろん未プレイです。スーパーファミコン世代なので。
「あまりに酷い出来」としても、こういった予期せぬ形で後世に語り継がれることもあるんですよね。なんか不思議なものです。
とはいえ、今でも「あまりにひどい出来」だったら、インターネットで盛り上がったりして逆に話題になったりしますね。もちろん、売り上げに貢献することは無いでしょうけど、よく考えてみれば、この点については昔も今も意外と変わっていないのかもしれません。中途半端に面白くないくらいなら、ダントツで面白くないほうが話題になるという。
…いや、だからって、それを狙ってわざと面白くないゲームを世に出したくはないでしょうけど(苦笑)
1年目のこの日に取り上げたゲームソフト :
10月25日 = Wii『宝島Z バルバロスの秘宝』(2007年)
10月26日 = ゲームキューブ『ピクミン』(2001年)
10月27日 = スーパーファミコン『パネルでポン』(1995年)
10月28日 = スーパーファミコン『フェーダ ジ・エンブレム・オブ・ジャスティス』(1994年)
10月29日 = スーパーファミコン『龍虎の拳』(1993年)
10月30日 = ファミコンディスクシステム『バブルボブル』(1987年)
2年目のこの週に取り上げたゲームソフト : プレイステーション『アーク ザ ラッド III』/DS『歩いてわかる 生活リズムDS』
3年目のこの週に取り上げたゲームソフト : DS『大人の常識力トレーニングDS』/スーパーファミコン『ファイナルファンタジーIV イージータイプ』
最近取り上げたゲームソフト:
前回(10月18日~10月24日) = Wii『ハッピーダンスコレクション』
前々回(10月11日~10月17日) = ゲームボーイ『パラメデス』
前々前回(10月4日~10月10日) = プレイステーション『シルバー事件』
誰かが私の部屋に置いていった物です(笑)
当時はこの手のゲームが多かったのですが、文句言いながらも何とかクリアーしてたんですね。
小さい頃は、自分自身でゲームを買えること自体が少なかったですし、攻略サイトなど頼れるものも少なかったです。だからこそ、挑戦精神に火が付いたユーザーは、多かったのかもしれません。
今は、もうそんなこと無いですけどね…。