└―1年前―→ 2014年10月31日(金)
PS Vita『マンガ・カ・ケール』で一部機能が削除、「特許抵触」「圧力」ではないと公式が経緯を説明
※PS Vita『マンガ・カ・ケール』公式サイト
誰でも手軽にマンガのコマが作成できるというダウンロードタイトル。
しかし、1年前のこの情報では、本来実装予定だった「線を引く機能」と「トーンを削る機能」を実装しないことを発表。理由が「この機能により”いかがわしい絵”が作成できることで、レーディング規制に引っかかってしまうから」とのことでした。
それでもCEROは「D(17才以上対象)」なんですけどね(苦笑)
しかも今作。この時の情報では2014年秋に配信開始予定でしたが、延期になってしまい、実は1年経った今も配信開始していません。
なんか、色々としがらみがあって、そのまま配信中止とかになりそうな空気を感じてしまいますが…大丈夫でしょうか?
1年前も似たようなことを言ったのですが、”いかがわしい絵”だなんて言い始めたら、なんでも自由に描けてしまう『うごくメモ帳 3D』はどうなるの?って話ですよね。
あれかな?うごメモはただの「文具ソフト」という位置づけですが、今作は「マンガ作成ソフト」ってことになるので。”マンガ”って一言があるからこそ、何かしら面倒くさい大人の事情が絡んでいる可能性はありそうですね。
こうして、モノづくりの自由がどんどん妨げられていく。残念ですが、著作だの特許だの表現規制だの言われている日本じゃ、こんなもんですよね…。悩ましい話です。
『マンガ・カ・ケール』は2015年に配信開始予定で、価格は370円(税別)です。
「PlayStation Plus」会員は無料でダウンロード可能。その他、アイテム課金要素もあるそうです。