昨日ご紹介し蔓花茄子(つるはななす)の足元に、よく似た花が咲いていました。
蔓花茄子より低い位置に咲いていて、花の形はそっくりですが、葉の形は全然違います。
不思議に思って、帰宅後に調べてみたら...
同じように茄子科の植物ですが、名前は悪茄子(わるなすび)もしくは鬼茄子(おになすび)とのことでした。
あらまぁ...ずいぶんお気の毒な名前を付けられてしまいましたね。
「悪」や「鬼」には、「強い」という意味があるので、繁殖力の強さを表したのだそうですが、
葉や茎に「とげ」があることも大きな理由のようです。
そう言われてみれば、茄子のへたの部分にはとげとげしたものがありますね。
新鮮な証拠、そんな風に聞いたことがあります。
朝露を宿した白い花びらは清楚で可憐な印象です。
こんなにも強烈な印象の名前を持っているとは...びっくりです。
繁殖力の強さと刈り取るときに棘に苦しんだ経験からの命名なのでしょうか...
秋にはまんまるで黄色い愛らしい実がなるのだそうですが、なんと「有毒」なのだそうです。
何もかもが可憐な花姿とのギャップが大きい花ですね。
新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...
悪茄子(わるなすび)について
梅雨明け間近と感じる陽射しの時間もありますが...
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます