Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
春と秋の薔薇園めぐり
四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

節分 * 2020 *

2020-02-03 | いろいろ
明日は立春、今日は節分。
夜になったら豆をまいて、鬼を追い出して福を招く...
室町時代から伝えられているのだそうですよ。

夜になるまでは、
お三宝か枡に豆を入れて、神棚にお供えしておくのが正しい作法
なのだそうですが、我が家には残念ながら神棚も床の間もありません。
お正月に鏡餅のお供えに使うお三宝に乗せて、鏡餅をお供えする場所に
夜まで置いておきます。

ほんの数粒、ささやかに気持ちだけ豆を撒いてから...
おいしい福豆をいただきます。




先日お話したように、今年も銀座あけぼのさんの福豆です。



あけぼのさんでは、福豆を買うと鬼のお面を付けてくれますよ。
娘からの電話では、パパがお面を付けてみたら、
 今年も孫は鬼さんを怖がったそうです。
「保育園でやっつけたのに~」 
 義理の息子は、結局いつも悪い役はパパなんだよねぇ~と、
 嘆いていたそうです。 






家の中にも心の中にも、鬼が入り込んでこないように...
笑顔で日々を過ごせますように...
心も身体も健やかに...願うことは、いつもそのことだけです。

あけぼのさんの福豆の袋の裏側には、豆まきの作法が載っています。

1年の厄除けを願い、自分の年齢よりもひとつおおく豆を食べる。
数が多くて食べられないときは、豆にお湯を注いだ福茶を飲んでもよい。

毎年そう書かれているのを読むと、なるほど、豆の数が多過ぎるということは...
つまり私たちシニア組のことですねと納得。
あけぼのさんの福豆は1袋、89g。
年齢が高過ぎることを心配するほどの量ではありません。
数えてみたことはありませんけれどね。
一気には食べきりませんが、おいしくお茶菓子にいただいています。

我が家では、あけぼのさんの福豆とは別に豆まき用に普通の炒り豆を用意しておいて
翌日、立春の日の夕食に残った炒り豆を炊き込む豆ご飯を食べています。
香ばしい豆の香りが、暦の上では春なのね...そんな思いを誘ってくれます。

子どもの頃は、家族5人で大きな声で、「鬼は外、福は内」と庭や家中に豆を撒いて
節分の夜を愉しんだ時代もありました。
豆を撒くのは、一家の主人...胸を張り大声を出して大きな手に目一杯豆を握り、
下から上へと勢いよく撒いていた父のことを思い出します。
まず縁側から庭へと撒き、続いて家の奥から玄関まで...
あの頃はずいぶんと大量の豆を撒いていたような気がします。
枡も大きなものでした。
おそらく節分の豆まき用ということではなく、日常的に使っていたのだと思います。
今現在都会暮らしをしている家庭で、1升枡がお家にあり、使っているという方は
どれくらいいらっしゃるでしょう。

ご近所からも、鬼は外、福は内」があちこちから聞こえてきて...
「3丁目の夕日」に出てきそうな懐かしいシーン...昭和の子どもたちの思い出ですね。 


 銀座あけぼのさんの公式サイトです


 穏やかな暖かい1日でした。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 浜離宮恩賜庭園~旧芝離宮恩... | トップ | 立春の日の梅の花.。.:*・゜ »

コメントを投稿

いろいろ」カテゴリの最新記事