成人の日を祝福.。.:*・゜２０２５.。.:*・゜そして．．．満月前夜のお月さま.。.:*・゜

 

東京では、好天に恵まれる祝福の日となりました．．．.。.:*・゜

地球全体が大きな転換期を迎えている今、新成人の方たちの中には様々な不安を抱えている方々も

いらっしゃることでしょう．．．

誰もが晴れ着をまとい、満面の笑顔で晴れの日を迎えられるとは限らないこと．．．

そんなことにも、思いを馳せたりする休日です。

お振袖を着つけてもらい、迎えた成人式の日ことなど．．．とっくに遠い遠い日の想い出．．．

そんな私に．．．思いもよらない美しい贈り物が届きました．．．.。.:*・゜

送り主のお名前に．．．息が止まるかと思うほど驚きました。

昨夏、旅立って往った昔の上司からの「最後の贈り物」．．．

「これが最後ですよ、応援していますよ。」小さなメッセージカードに、見覚えのあるころころとした文字．．．

超エリートと称されていた方の手許から生まれる、少しばかりユーモラスな文字．．．

半年も前から注文をしていて下さったのですね．．．

新入社員時代に．．．微笑んでごまかさないで本音で語りなさい。

納得いかない事項は、その場で説明を求めなさい。曖昧なまま放置してはいけない．．．

直属の上司として、様々なご指導をして頂きました。

なぜ成人の日に「必着」なのでしょうね．．．？？？　謎のままですが．．．

私が社員の頃には、元日初出勤の日には女子社員は振袖もしくはそれに準ずるものを着用する

そんな無言の決まりごとがありました．．．

元日の早朝から、振袖の着付けの準備をするのは大変でしたっけ．．．

その上司は．．．自分の娘には、そのようなことはさせたくないな．．．などと呟いていたような記憶があります。

 

	「ひよこ組」と呼ばれていた新入社員時代。  ３年目には、新入社員の指導のためのリーダーの一人に  指名されて．．．他のリーダーたちは社歴６年以上の  先輩たちなのに．．．と、不安な気持ちで辞退をお願いした  私に、命じられたらそのようにするのが仕事ですよと  諭されました。
「ひよこに卵を温めることはできないと思います。」  そう反論する私に．．．  「あなたは、もうとっくにひよこではなくなっていますよ。  もっと身近に感じられる先輩のリーダーをという 人事判断です。ほら、こうして上司に異議ありと  主張できるように なっていますよね．．．」  書類確認の時にだけ使う老眼鏡を少しずらして、私の顔を  じっと見て．．．眼元は微笑んでいたような．．．
	何となく策略に、はまってしまったような出来事でした。
社員としての私に少しばかり期待をして下さっていた気配は  感じましたが．．．  私は、その期待を裏切るように．．．その翌年に退職。  結婚するなら、同じ職場にいるのはあり得ないと思っての  結論でした。  私の気持ちを察して下さり、「上に行ってもいいですよ」 との ご提案もして下さいました。 「上」とは、上階の役員秘書室のこと．．． 　それは、もっとよろしくないでしょう．．． 社内秘を妻が知っているという訳にはいきませんから．．．  そんなやり取りの末．．．円満退職。  アメリカ生活が長かった上司が、まだガラスの天井などと  言われる言葉自体が存在しない頃から、職場に男女差が  あるのはよろしくないと、日頃から話していたこと．．．  役員たちからは、変わり者と呼ばれても．．．  素敵な上司でした．．．
	今宵のお月さま.。.:*・゜  明日には満月を迎えますが、今宵のお月さまも．．．  素晴らしいですよね.。.:*・゜  満月の９７％くらいのサイズのようですよ♪  曇り空、雪が舞い降りる空でも．．．そこには  満月直前のお月さまが．．．
明日１４日に満月を迎えますよ．．．。.:*・゜   目には視えないことが、存在の有無とは別のこと．．．  そんなことも教えてくれるお月さまです．．．

　

　　　　　　

　　　　　　　　　　　

 

私の退職で、ご縁はそれなりに遠のいていくもの．．．そう思っていましたが、夫のパリへの赴任に同行したことで

パリで度々お会いすることになって．．．

ヨーロッパ出張の折りには、村上春樹氏の新作を手土産に．．．あなたは、きっと気に入ってくれると思って．．．と。

会社員としては、変わり者だったのかもしれませんね。

それでも．．．私たちがパリへと旅立つ前には、上階の役員室へと異動していた方です。

そして．．．私もまた、平凡な容姿の見かけによらない変わり者の１人なのかもしれません．．．

 

成人の日を迎えられた皆さま、ご家族の皆さま．．．心からの祝福を．．．．．．。.:*・゜

 

　大雪のニュースが続いていますね．．．どうかどうか、お怪我のないように．．．