第2次世界大戦中にフランスで作出された銘花です。
作出された時の名前は、マダム アントワーヌ メイアン。
メイアン氏が母上に捧げた薔薇です。
自信作だったことがうかがわれますね。
その後、第2次世界大戦の混乱の中、メイアン氏は大切な薔薇の苗の全てを
守り通すことが叶いませんでした。
行方不明のまま、失われてしまったかと思われたマダム アントワーヌ メイヤンが
終戦後にアメリカで大切に保存されていたことが分かり、
平和の尊さ、平和への願いを込めて「ピース」と新しい名前が付けられたのだそうです。
゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+ * 薔薇の園2017 * 7 * ピース * +.。.:*・゜+.。.:*・゜
ピース 1945年 フランス メイアン作出 | |
優しく明るく笑いかけてくれているような薔薇です。 | |
今年の春の苑内マップの表紙を飾るのはピースです。 | |
作出後30年、ピースは1976年に記念すべき最初のバラ殿堂入りをしています。
世界37か国からなる世界バラ会連合が、3年に1回開催する世界バラ会議で選出する
「世界中で愛されている名花」の第1号です。
生田緑地ばら苑のサイトです
殿堂入りのバラについて
曇り空の1日でした。
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