Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
春と秋の薔薇園めぐり
四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

ルーヴル美術館展@上野

2008-04-04 | おでかけ♪

展覧会は...
「あぁ、観に行きたいわ」「行きましょう
「まだ開催中よね
そう思っているうちに、あっという間に
「あら、もう終わってしまうわ
と、慌てることになるのです

今回も、いつものように
気がつけば、もうじき終わってしまう時期になっていました

ぎりぎりセーフで駆け込むように行ってきましたが
私と同じような人が多いのか
期間中は、ずっと混雑していたのか
かなりの人出ではありました

7年間もパリに滞在していたのだったら
ルーヴル美術館も、じっくりと鑑賞できたことでしょうに
そう思われるかもしれませんが
日々慌しく過ぎていく生活の中で
ゆっくりと美術館めぐりを楽しむのは
残念ながら、当時はやはり無理でした

もちろん、友人や家族と
美術館めぐりを楽しんだ思い出も数々ありますが
見落としている作品もたくさんあります

今回の展覧会は、解説によると...

『宮廷で使われた品々の多くはフランス革命によって失われましたが
ルーヴル美術館には貴重なコレクションが残されています
本展ではその中から選りすぐった名品約140点を展示し
華麗な宮廷美術の粋を紹介します』
とのことです

ルーブル美術館は広大で作品数も膨大なので
こうして「選りすぐりの品々」をまとめて
観ることができるのは、奇跡のような
ありがたいことなのです

今回、久しぶりにルーヴルの作品の数々を観て
改めて感心&納得したのは
修復技術の素晴らしさと保存状態の良さについてでした
世界有数の素晴らしい展示品を
日本にいながらにして観ることができる...
なんて幸せなことでしょう

入り口にはためく美しいポスター
入場券にもプリントされた金色の小箱は
 ダイヤモンドを象嵌した嗅ぎ煙草入れ
 だそうです
この「嗅ぎ煙草入れ」の小箱が
 さまざまな様式で
 何点も展示されているのですが
 その豪華絢爛さに、女性達はため息...
 でしたよ

これが入場券
 実は、発券窓口で突然
 「招待券」を頂いてしまうという
 ラッキーな出来事があったのです
 驚きとうれしさで、その場で撮影しました
 下さった方への感謝を込めて...
詳しくは、後ほどお話しましょうね
マダム・ポンパドールの肖像画
トップのポスターの画像から
 一部拡大してみました
この作品はヴェルサイユの美術館から
 貸して頂いたそうです
 思っていたより小さいし色彩も暗い印象
 なのですが、見つめているうちに...
 だんだんと 明るく大きく見えてくる
 不思議な力がありました


午前中に美術館に到着したのですが
かなりの混雑に、ちょっと気持ちが引いてきました...
スタッフの方に聞いてみたところ
午後の方が、すいてくる可能性があるとのこと

それでは...とランチを済ませてから出直すことにして
花盛りの桜を眺めながら逆戻り...
ゆっくりランチを楽しんでから
もう一度美術館に入り、入場券売り場へ...
確かに人の数が減っているように見えました

窓口に並んでいたら
後から右ひじの辺りを軽く引かれて
「奥さま...」と、声が聞こえます
振り向くと見知らぬ女性が招待券を差し出して
ご一緒するはずだったお友達が
急用でいらっしゃれなくなってしまったそうで
「よろしかったら、どうぞ」と
私の手に券を押し当てて、小走りに行ってしまったのでした

きちんとお礼の言葉を言う間もなくて
あらあら...まあまあ...
の出来事でした

きっと、お友達と楽しいひとときを過ごす
ご予定だったことでしょうに
それに、窓口で知らない人に声をかけるのは
ずいぶんと勇気が必要だったでしょうに
お名前も知らない方ですが
「どうもありがとうございました」

お陰さまで、招待券で入場して
午後のひとときを美しいみやびな世界で
過ごすことができました 

仙台から帰ってきてから
    ちょっと用事が続いて
    更新をお休みしてしまいました
    下書きの状態で、日々の記録は
    綴っていますから...
    日付は逆になってしまいそうですが
    少しずつアップしていくつもりでいます
    時々遊びにいらしていただけたらうれしいです


 ルーブル美術館展について:上野は終了ですが4月26日から神戸で開催だそうです


 東京都美術館について:昨年の春はオルセー美術館展を開催していましたね



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4 コメント

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パリ (blue tango)
2008-04-07 20:40:48
「フランスに赴任」という記事を確か東京タワーの記事で読んだときからとても気になっていました。

日本から一度も出たことのないわたしには夢のようです。
10年以上も前に娘が1ヶ月半ほどパリに滞在したことがあります。
フランス語の勉強に行った友達といっしょでしたが、気候の違い、言葉の違いなどとても心配だったことを思い出します。

7年もなんてフランス通になられたのでしょうね♪
返信する
blue tangoさんへ (Passy)
2008-04-08 00:06:07
私たちが滞在していたのも
もう10年以上前のことですよ
正確に言うと、渡仏したのがちょうど20年前です

20年前の今頃は...
新生活1ヶ月、期待と不安の中で
歴史を感じさせる美しい街並み
外国人を迎え入れる大陸の大らかさ
日常会話が少しずつ分かるようになって
パリで暮らす楽しさを感じ始めた頃かもしれません

帰国後EC統合となりユーロが導入され...
私たちが知っているパリとは
今はずいぶん違うようですよ 
返信する
ルーヴルの思い出・・・ (moko)
2008-04-08 00:07:54
Passyさんにとっては、長いフランス在住の
思い出のひとつが、ルーヴル美術館でしょうか?

私も、学生時代に行ったヨーロッパ旅行の
最初の地が、フランス・パリでした
何もかもが新鮮で、ウキウキしていましたね~

なんせオノボリさんですから、とにかく有名な場所は
しっかり見学~
その中に、もちろんルーヴル美術館も入って
いました

ルーヴルの大きさに圧倒されると共に、
展示品を飛ばし飛ばしで見学する時間の無さに、
とても残念だった記憶があります

ルーヴルの全てを見るには、何日も通い詰めないと
無理ですよねぇ~
返信する
blue tangoさんへ (Passy)
2008-04-08 00:54:25
mokoさんにとっても、パリは思い出の地
なのですね
楽しかった旅の思い出は
一生の宝物ですよね

私たちが渡仏した翌年が革命200年祭でした
その記念にルーヴルにはガラスのピラミッドが完成
華やかな祝賀パーティーなどなど
思い出のパリ、思い出のルーヴルです 
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