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今朝は、いつもの緑道で思いがけない出会いに恵まれました。
アガパンサスの花が散り、枯れて残った茎に羽化した蝉が止まっていました。
今日は午前中に1回目のワクチン接種の予定だったので、ショートショートコースにしましょうと
歩いていたら...木陰ではなくてアガパンサスの茂みの中に...あらまぁ...でしたよ。
こんなに目立つ所で...大丈夫でしょうか...
![]() | ![]() 昨夜の激しい雷雨や強風を乗り越えて、羽化の時間を迎えたのですね。 無事に立派な身体になって、いつ飛び立っていっても大丈夫そうな気配を 感じながら、そっと撮影させてもらいました。 元気に夏を楽しんでね...そんな気持ちでお別れ...と思っていたら 帰りに再会できたのですよ。 |
![]() まだ待機中でした。 見た目では分からないような身体の準備がまだ途中だったのかも しれませんね。 | ![]() |
![]() | ![]() 迷惑ではなかったことを祈ります。 |
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10数年前に角田光代さんの小説「八日目の蝉」が話題になり、TVドラマ化され、その後映画化もされました。
タイトルの「八日目の蝉」はヒロインにとってキーワードのようなものではと、このことも話題になりました。
理論上では、蝉は地上で1ヶ月位生きられるのだそうです。
ただ、鳥たちに捕まったりして1週間位で命が終わる場合が多いとか。
どちらにしても地中で暮らす年月に比べると、地上で過ごす日々はあまりにも短いですね。
激しい雷雨の夜を無事に越して蝉の姿となったのですから、元気に飛んで命をつないでくださいね...
荒れ模様のお天気続きですが、夏の日々を楽しんでもらいたいですね。
日本では夏になると蝉の声が聞こえるのが当たり前のことですが、蝉の生息地には北限があるので
ヨーロッパでは蝉は比較的珍しい存在と思われているようです。
フランスでは南仏限定なのだと聞きました。
長い地中での生活の後で地上に羽ばたくことから、忍耐強さや幸運のシンボルとして南仏では
蝉の模様をあしらったお土産グッズがいろいろと売られていました。
フランスでは長年の修行を乗り越えたシンボルとして、お店の紋章のようにしているオーナーシェフもいらっしゃいますね。
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新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...
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