緑道に咲く秋明菊.。.:*・゜

先日の台風の影響で、緑道にたくさん咲いていた金木犀の花は跡形もなく散り、
彼岸花も少し色褪せたような印象で、寂しげな風情を漂わせています。
台風などに負けていませんよ、とでも言うように元気な顔を見せてくれたのは
珍しい色彩の秋明菊です。
私は今まで、秋明菊と言えば純白か淡いピンクと思いこんでいましたが
こんな風にシックな色彩の秋明菊もあるのですね．．．
そう思っていましたが、帰宅後に念のために調べてみたら、秋明菊が野生化したものを
貴船菊（きぶねぎく）とも呼ぶことがあるそうですが、濃い色の秋明菊は
貴船菊（きぶねぎく）と呼ばれるという解説もあります。

どういう事情なのかは想像もつきませんが、花びらサイズがアンバランスな仕上がりに
なっている１輪を見つけました。
いろいろなアングルで撮影してみると、表情が変化していくように見えて、楽しくなって
同じ１輪を数枚撮影してみました。
時には、ユーモラスな表情も見せてくれました。
撮影を済ませて、ふともう１度眺めてみたら、まるで何かを語りかけてくれているような表情が浮かび、
愛らしく見えてきました。
愛らしさに惹かれてもう１枚、撮影してから先へと進みました。

この表情です、幼子が下から見上げて「ねぇねぇ」と話しかけてくれて 　いるかのような愛らしさです。 　「抱っこしてぇ」と言われた遠い日のことを思い出したりしましたよ。

暑くもなく寒くもなく、歩くのには丁度よい爽やかな気温でした。　


新型コロナウイルス禍の収束の日を、１日も早く迎えることができますように．．．


　秋明菊について