記事にするのが大幅に遅れてしまいましたが、お年賀に頂いたお茶のお話です。
ひなとココが長年お世話になった動物病院の待合室で知り合った猫さん友達からの
お年賀の品です。
いつもいつも、ひなとココと私を優しく温かく見守り続けてくださった方です。
大福茶(おおぶくちゃ)は、京都に本店を構える日本茶専門店「一保堂茶舗」が
「1年中の邪気を払い新年を祝福する縁起のよいお茶」として長年販売しているものです。
亨保2年、1717年創業の老舗です。
元々は、天皇が正月元旦に服されるお茶ということで、「王服茶」と呼ばれ、
王服 → 大服 → 大福と、より縁起のよい名前に変化したそうです。
元が「おおふく」なので、縁起のよい名前に変化しても「おおぶく」と呼ぶのだそうですよ。
昔からおなじみの包装紙のような気がします。 | |
外国の方たちがお買い物をなさることが多いのでしょう。 Obukucha(Good Fortune Tea)と袋に書かれていますね。 コロナ禍でなければ、外国人観光客に大人気の京都の老舗 ですからね。 | |
開封した後のお茶を、どのように保存しましょうか... 長期保存するのではありませんから、茶筒があればね... そう思って、ふと思い出したのが、もう何年も前にパリ土産に 頂いた紅茶の空き缶です。 長年我が家の定番の紅茶だった、キャラメルティーの 空き缶です。 紅茶なのに、なぜか日本の茶筒そっくりの容器に 入っていました。 その頃に大幅にデザイン変更をしたのではと記憶しています。 以前はフランス風の缶でしたから。 盆栽を始めとして、フランス人は日本の伝統的な文化が 大好きです。 今は、お弁当ブームとか... | |
予感的中ですね、100gのお茶が、ぴったり入りました。 どうしても捨てがたくて...取っておいてよかったです。 | |
美しい金色の中蓋...これはもう茶筒そのものですよね。 金色が大福茶にふさわしいような気がしてきます。 | |
蓋に浮き上がる「B」は、お店の名前ボワシエの頭文字です。 ボワシエは、マロングラッセ発祥のお店として知られる パリの老舗。 創業は、1827年ですから、一保堂茶舗よりは110年 若いですが、立派な老舗です。 そして、おいしい紅茶のお店としても知られています。 偶然でしたが、我が家で京都とパリの老舗の不思議な コラボ?です。 | |
「大福茶は特別な玄米茶で、穏やかで上品な味わいです。」と 説明されています。 一保堂茶舗さんは、東京では百貨店での店舗展開ですが、 母が好んで、しばしば足を運んでいたお店なので、 懐かしいような気持ちになります。 私も母にならい、お遣い物のお茶は一保堂茶舗さんにお願い しています。 | |
茶筒にまつわるお話が...脇道にそれて長くなってしまいましたね。
肝心の大福茶の穏やかで上品な味わいについては、明日また改めてお話します。
今日で、阪神大震災から27年 。
5時46分に黙祷...まだ夜も明けず薄暗い時間です。冷え込みも厳しい時間です。
様々な思いが胸をよぎりますが、言葉にすることは難しいですね。
犠牲になられた方々のご冥福を改めてお祈りしています。
新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...
日暮れ前から大きな美しい月が見えています。
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