先日、薔薇の緑光のお話から
村上春樹さんの「ノルウェイの森」へと
話が飛んでしまいましたが...
思い出しついでに
本棚から何年ぶりかで取り出してきて
夜、眠りにつくまでの読書の友にしています
20年前のパリ時代に
日本からのお土産として頂いたものなのですが
「羊をめぐる冒険」以来、村上春樹氏の本が
大好きになっていた当時の私には
本当に、ありがたいお土産だったのです
数え切れないくらい、繰り返し読んでいます
「羊をめぐる冒険」も、何回も読む私...
読む度に、印象に残る場面が変わります
これは、大好きな映画を繰り返し観るときと
同じ現象ですね
就寝前の読書の習慣は
この頃には、もう始まっていましたから
「ノルウェイの森」の赤と緑のセットは
パリの住まいの寝室の思い出にもなっています
そうそう...「ダンス・ダンス・ダンス」も...
お土産に頂いて、うれしかったことを
よく覚えています
「ノルウェイの森」も「ダンス・ダンス・ダンス」も
しっかりと帰国の荷物に詰め込んで...
日本の本は貴重品ですから
パリにまだ滞在予定の友人知人に
残して帰るのが暗黙の了解のようになっていたのですが
お気に入りの本は、やはり手放すことができなかったのです
帰国後は、発売と同時に「ねじまき鳥クロニクル」を買い
3部作だったので、次回の発売を楽しみにしていたことも
いまだに家族に語り継がれる「Passy伝説?」の1つです
「ねじまき鳥クロニクル」の分厚い3冊も
同じように繰り返し読んでいます
そして「海辺のカフカ」へ...
村上春樹氏の新刊の発売が決まると
「もう買ったかなぁ...?」
「まだ...かな...?」と
家族が買ってきてくれることがあるのは
ファンであることを公言?しているメリット
かもしれませんね
あの頃は、幼かったmimiも
私が読み終わるのを待って...
熱心に読むようになって
時の流れを、しみじみ感じたりもするのです
今日は立冬
日中はぽかぽかと小春日和の暖かさでしたが
いよいよ冬の気配が...近づいていますね
風邪にご用心、ですね
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます