多摩森林科学園サクラ保存林の桜たち* ２ * ２０２０ *

多摩森林科学園では、サクラ保存林に限らず園内のあちこちで桜の樹を見ることができます。
普賢象（ふげんぞう）も見かけることの多い桜だと思いますが、やはり保存林で育つ普賢象の
姿は一際立派です。
ふんわりと広がる淡い色合いの八重の花びらの中央に、はっきりと見える長い雌しべが
普賢象の目印の１つです。
この目印を覚えておくと、街なかで八重桜を見つけたときに、見分けることがすぐにできますね。
我が家の最寄り駅の八重桜の並木道でも、何本か見ることができます。

	普賢象（ふげんぞう） もみじの新緑を背景に咲く普賢象です。
谷を見下ろすように咲く普賢象。

ブログを見てくれた友人から
「誰も見に来る人がいない中、今頃花吹雪が谷底から舞い上がっていることでしょう。」
そんなお便りが届きました。
美しい思い出を共有できる友人の存在を、嬉しくありがたく感じています。
あの日の桜吹雪の光景は、友人と私の
「また行きましょうね。」という意味の合言葉のようなものなのかもしれません。　

新型コロナウイルス禍が１日も早く収束の日を迎えますように．．．　


　多摩森林科学園のサクラ保存林で撮影をしたのは、昨年４月２２日です。


　多摩森林科学園のサイトです：今年は新型コロナウィルスの感染拡大を防止する観点から、臨時休園中です。


　昨年の多摩森林科学園の桜の記事です：６回に分けてご紹介しました。