多摩森林科学園サクラ保存林の桜たち* １ * ２０２０ *

数年前に友人のお誘いで出かけた多摩森林科学園。
日本全国から研究のために集められた数多くの桜を眺めながら
森林散策を愉しめます。
早咲きから遅咲きまで、様々な桜が千数百本も集められて、
８ヘクタールもの広大なサクラ保存林として美しく広がっています。
しかも、高尾駅から、徒歩１０分で森の入口に到着できるというアクセスのよさも
大きな魅力です。
すっかり気に入ってしまった私たちは、春が近づくと訪れるのを楽しみに
するようになりました。

残念ながら、今年は新型コロナウィルスの感染拡大を防止する観点から、
臨時休園中です。

昨年は、４月１６日と２２日の２回、訪れました。
１６日に撮影した画像は、すぐにご紹介しましたが、２２日の分は保存したままの
状態でした。
今年は訪問できない状況ですから、昨年の４月２２日に撮影した画像を
数回に分けて、ご紹介することにしました。

	松月（しょうげつ） 若芽の色を松に、花の形と色を月に見立てて 　名付けられたそうです。
幾重にも重なる花びらの儚げな美しさが印象的な八重桜です。
	研究のための保存林ですから、解説も詳細です。

５年前に初めて訪れたときには、お料理上手な友人がおいしい筍ご飯のお弁当を
持参してくれて、最上のピクニックランチを愉しむことができました。
谷間を見下ろしたときには谷底から桜吹雪が大空へと舞い上がり、生まれて初めて観る
壮大な景観に感動しました。
心震える経験をすることができた忘れられない瞬間です。
友人とのいろいろな思い出が重なる桜の保存林。

画像はまだまだたくさんあるので、何回かに分けてご紹介しますね。　


　多摩森林科学園のサクラ保存林で撮影をしたのは、昨年４月２２日です。


　多摩森林科学園のサイトです：今年は新型コロナウィルスの感染拡大を防止する観点から、臨時休園中です。


　昨年の多摩森林科学園の桜の記事です：６回に分けてご紹介しました。


　朝から冷たい雨の１日でした。