stm's Laboratory

エレクトーン・ピアノ講師stmの、日々の出来事、エレクトーンのお話など。浦安を拠点に活動中。

レジストメモリーの単独コピー

2009年10月01日 17時28分27秒 | エレクトーン
「ある曲の任意の番号のレジストメモリー(音色)」だけを他のソングやレジストデータにコピーする方法です。


もはや知っている人には当たりまえ、
とってもよく使う技なので、今さらではございますが、
今日ちょっと話題に上りましたのでここに書いておきたいと思います。


ネクストレジストを使っている曲で、イントロとエンディングを同じレジストを使いたい場合や、
何か保存する場所を盛大に間違えてしまった時など、(笑)
使い道はいろいろ♪



ここではSTAGEAのある1つのソング内で、
「Reg_001」の①番レジストを
「Reg_002」の⑯番レジストにコピーする

と想定して説明します。



  1. まず、ソングを選び「Reg_001」を読み込みます。

  2. コピーしたいレジストの入った番号(ここでは仮に①番です)のレジストメモリーボタンをおす。
    (鍵盤を弾くとコピーしたい音色が鳴る状態です。)

  3. この状態のまま
    MDR画面に移動「レジスト編集」を開き、
    「Reg_002」を読み込みます。

  4. 読み込みが終わったら、どのボタンや画面にも触らないように気をつけて
    そのまま、レジストメモリー⑯番にレジストを記録します。(「M」を押しながらレジストメモリーボタン⑯。)

  5. これで「Reg_001」①番の音色が「Reg_002」⑯番にそっくりそのままコピーされているはずです。⑯を押して確認してみましょう!!

  6. OKなら、MDR画面「レジスト編集」から「Reg_002」へ上書き。作業完了!!!

少しでも、怪しいと思ったら手順1からやり直してください。
※コピーしたい音色にユーザーボイスが含まれている場合は、思い通りの結果にならないことがあります。「レジストデータの個別読み込み」を駆使してユーザーボイスのコピーをするなどもう一手間ふた手間が必要ですが、ここでは省略します。




レジストを再生して、エレクトーンの中に音色を読み込んでも、
どれかの番号のレジストメモリーボタンを押すまでは、「今現在の音色の設定」が反映されないことを利用した方法です。……って文章で書くととてもしてやったりな事をしている感じになります(?)が
よく、ネクストレジストを使った後に、「もう一回」蹴らないといけないのもこの現象によるもので、あまり意識したことはないという方でも、実は普段から結構直面しています!



STAGEA特有の機能でもなんでもないので、ELの機種でも勿論同じようにできます。(というか、なぜかELの頃の方がこの方法をばりばり使っていたような気がする…?)


どなたかの役に立ちますように。


※このブログで書いた方法を試して、何らかの失敗や損害が発生しても、stmは責任を負いかねます。実践される場合は自己責任でお願い致します。また、可能であればデータのコピーを作った上で、作業されることをお勧めします。



stmのエレクトーン話に興味のある方→ナガスエ音楽教室