「ステージア」でレジストを2個以上使っているソングで部分練習用などの為、途中から演奏を録音したい時のお話、全世界待望の〔第2章〕です!
前回までのあらすじ→こちら
ええと、第2章は
「レジストデータは1も2もそのままとっておきたい~」という場合の使用方法です。
<元のソングをコピーし、「レジスト編集」から「REG_002」を読み込み、「録音」→「カスタムプレイ」で録音を開始する>
この場合、「カスタムプレイ」という事で、単純に演奏データ(リズム等コントロールの情報も含む)の書き込みだけされるので、レジストデータの上書きが行われません!
「REG_001」、「REG_002」両方の音色データをそのままとっておく事ができます。
ですが、演奏データだけの録音なので、次回「再生」だけ押してしまうと、レジストは「REG_001」を読み込むため、ちぐはぐな音で再生される事になります。
そのため、再生する前に一度「レジスト編集」から「REG_002」を読み込み、再生は「カスタムプレイ」で行う必要があります。
データは綺麗に保たれますが、ちょっと、めんどくさいです。
というわけで、再生も簡単、データも取っておける最後の方法(!?)です。
<元のソングをコピーし、そのまま「録音」スタート→[00:00]が表示されたら急いで何らかの方法で「ネクストレジスト」→音色が切り替わる→演奏を始める>
録音データの頭に「ネクストレジスト」情報をいれてしまいます。
この方法でやれば、レジストデータもキレイそのまま、再生も通常の「再生」ボタンのみできちんと再生されます。
ステージアの操作が難しいと言う方に練習用データを渡す時等もこれは安心な方法です。
最初からこうやればいいじゃないか!…そんな声が遠くから聞こえてくる……
ですがこの方法で録音すると、再生した時、どうしても曲の頭に3~4秒以上の空白が出来てしまいます。
連続で再生したい時などは、この空白がだんだんイライラの元に感じられる事も。
録音時に余計な操作が必要になる事もあり、もう一歩、完璧な方法とは言えなさそうです…。うーむ。
ちなみに上記の「何らかの方法」…stm的ベストですが、
録音前に、レジストシフトのカーソルを「ネクストレジスト」の一個手前に持ってきておきます。そして、録音開始後すぐに、右フットスイッチを蹴る!!!!
これが一番楽だと思います。レジストが切り替わった後は、弾く前にレジストボタンを1度押すのをお忘れなく。(←と言いつつ本人は毎回と言っていい位やらかす)
さて…当たり前と言えば当たり前なのかもしれない、ステージアのややこしい部分について、語りました。
こういった事は、慣れてしまうとなんて事ないのかも知れませんが、すぐに録音しなくてはならない時や、いざ!と言う時混乱しやすい部分じゃないかなぁと思います。他にもっと色々いい方法があるかもしれませんが…うーん、どなたかご存知でしたらお知らせ下さい。
どなたかの役に立ちますように。
※このブログで書いた方法を試して、何らかの失敗や損害が発生しても、stmは責任を負いかねます。実践される場合は自己責任でお願い致します。
stmのエレクトーン話に興味のある方→ナガスエ音楽教室
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