stm's Laboratory

エレクトーン・ピアノ講師stmの、日々の出来事、エレクトーンのお話など。浦安を拠点に活動中。

レジスト製作とは??

2009年06月15日 23時59分28秒 | エレクトーン

ナガスエ音楽教室のHPを見てくれた、エレクトーンをやったことのない友人から

「レジスト製作って何?」

って質問があったので、とりあえずこちらに書いてみます。
エレクトーンをやっている人間にとっては、もうおなじみ、なくてはならないこのレジストですが、そうでない方にとってはごもっともなご質問ですよね。

まず、「レジスト」と言う言葉、「レジストレーション」と言う言葉の略です。
長ったらしいですからね…大体私の知ってる人は皆さん、レジスト レジストって言います。(「音」とか「音源」なんて言い方をする時もありますが、演奏データなのかエレクトーン内の音源の事なのか何なのかちょっとわかりにくいので、私はあまり好きではありません;。)

さて、このレジストレーションですが、エレクトーンを作っているYAMAHAのHPによれば
「エレクトーンを演奏するための「音色」や「リズム」などの設定情報」 との事です。

ちょっと、イメージしにくいかもしれませんが、
エレクトーンの鍵盤を「えいっ」っと弾いて、実際どんな音がでるか、それを決めるのがこのレジストレーション(データ)なんです。シンセサイザーやキーボードを触ったことのある方は、なんとなくイメージが浮かぶでしょうか。ピアノやトランペットや不思議な電子音…などなど、色んな楽器の音の中から自分の気に入った音を選び出すことが出来ます!

で、ここまでですと、
「じゃあエレクトーンのレジストってのは、シンセサイザーとかの音を設定するのとどう違うの?」ととなりますね。
(…ここからは、色々解釈の違いや、賛否両論とか、色んな物がありそうで私なんかが語るのも恐れ多いんですが、)
stmの個人的な感覚としては、エレクトーンのレジストならではの特徴は

  • 選んだ音を重ねるのが容易でカスタマイズもしやすい(ピアノとフルートとバイオリンとクラリネットを同じ鍵盤で重ねて鳴らすなど)
  • 選んだ音の切り替えがすばやく出来て、操作が簡単・オート切り替えも出来る

この2つのような気がします。

そして、特にこの2つ目「音の切り替えがすばやく、簡単」というのが、実際の演奏の場面ではとても役立ちます!
とっても大雑把に言ってしまうと、この機能があるからこそ、何種類も楽器が登場するオーケストラサウンドや、次々ソロ楽器が現れるジャズの演奏なんかも自在に出来てしまうんです。

…このように、エレクトーンのレジストレーションとは、単純に「音の選択」から始まって「音の切り替え」、「どんなリズム(ドラム)を鳴らすか」、「自動伴奏をつけるか、どんな伴奏にするか」…などなど、たくさんの情報を決めるエレクトーン演奏になくてはならない大事な要なのです。(大げさかな?)

こんな風に説明すると
「なんかエレクトーンの設定っていっぱいやることあって難しいんじゃ」
ってゆう気がしますが、実際、そうでもありません。
実はレジストレーションデータというのは、ヤマハで発売されているエレクトーン用の楽譜とセットになったものが、販売されています。

この楽譜とデータをセットで買ってしまえば、レジストレーションを自分で作全く作らずに、エレクトーンの演奏を楽しめます。

なので自称「機会オンチ」さんでも全然、こわくないんですよ♪


で、例のごとく話が長くなってしまいましたが、ここからがstmが一番伝えたい事!
この、買えば済んでしまうレジストデータ、だけど自分で作ればもっと楽しい!!

その理由は………
今日は長くなってしまったので、また次回熱く(?)語りたいと思います。




stmのエレクトーン話に興味のある方どうぞナガスエ音楽教室


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