本当に今更ですが…

槇原敬之さんの「世界に一つだけの花」って、ちょっと喩えが変じゃない？
彼の人生を謳う歌詞はおおむね好きなんだけれども、これに関しては少々
下手こいたんじゃないかなあと。言いたいことは充分に解るんだけれども、
どうしても突っ込まずにいられないところが…。まあ、捻くれ者の戯言だと
思って聞いてくださいな。

あのね、なんで花屋さんに置いてある花で語るの？だってね、お店に置いて
あるお花って、元々が見目麗しいものが選ばれてからお店に並んでるわけで
しょ？その時点でそのへんに咲いている名も無いお花は眼中にないのかと。
これじゃあ、キャバクラに行って、どの娘もみんな綺麗だねえって言ってる
のと変わらないんじゃないのかねえ？

それとね、オンリーワンになった時点でナンバーワンになっちゃってるんで
すけど、なんか矛盾してませんかい？

あと、これは私の個人的な好き嫌いの問題になるんだけど、ナンバーワンに
なろうとして頑張ってるヤツは嫌いじゃないよ。その結果、たとえナンバー
ワンになることができなかったとしても卑下しなくてもいいし、それまでの
過程は誇ってもいいことだと思うよ。

あ～…なんかすいませんねえ。この曲が好きな人もたくさんいるだろうに。
でも、そう思ったんだもの、仕方ないよ。許しておくれよ。

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