脳内麻薬物質は
体温、呼吸、食欲、胃腸運動、神経内分泌機能の調節や免疫系での作用、
陶酔感の発現など幅広い機能を有すると考えられる。
脳内麻薬物質の大量分泌で精神活動の麻痺や感情鈍麻といった状態に入り、
これは、闘争も回避もできない深刻なストレスにさらされた生物に、
「最期の救い」をもたらすことを意味し、完全な降伏と受身の態勢をとり、
現実感の無さによって生物は静かに捕食者の餌食となるという。
笑う事やランナーズハイ、大怪我、苦行、接食障害者の嘔吐、
リストカット等の自傷行為によっても、ムチでたたいても(SMプレイ)、
脳内麻薬物質(βエンドルフィン)が分泌され、
苦しみを和らげ、現実感の喪失、快楽現象を生んでいるという。
リストカットなど自傷をする際だけに痛みを感じないで、
ぼーっとして満足感が得られるという人がいる。
リスカは視覚優位で血をみて初めて死を思うという。