ご来光見て、朝ごはん食べてたら雑誌から飛び出たような完璧な山ガールが居ました
もう今流行りの恰好
頭にも可愛いターバン巻いてたな
アゲポヨ
まぁ～私はシャカパンにＴシャツで首にはタオル巻いてオッサンみたいな？
感じ？ソレガナニカ？登山（特に下山）は足元が大事なので、膝サポーターにトレッキングシューズの紐をしっかり結び
砂防新道から下山開始
砂防新道は登って来る人も多く、すれ違う時「こんにちわ
」「頑張って」「いや～しんどい」「・・・・・・
」と言葉を交わし挨拶します１キロくらい下った所でジャージにポロシャツの裸足で飲み物とストックだけで登ってきた爺さんとすれ違った
は？裸足？
ありえない・・・爺さんに裸足で大丈夫なの？って聞いたら 俺はいつも裸足だ
って言って普通の道を歩く速さで、登って行きビックリしたよ
私達はこの爺さんを仙人と呼ぶことにし、自分のペースで下りてたら
山の湧水延命水
いつもは飲まない延命水 孫の存在によりおかわりしてしまった
さらに下ってたら、友達が一瞬消えた
はっ？体半分滑落
浮石に足を取られてしまったんだとか
あぶねっ
怪我もなかったので、少し休もうとコーヒタイム
さっき裸足の爺さん見たけど大丈夫だったのかな～と 隣で話してる人が居た
どっから見てもホームレスにしか見えないおっさんが下山して来る人達に片っ端から声を掛け
あの爺さんは８０歳超えてて 山岳救助隊をクビになった人だから大丈夫 いつも裸足なんだよって・・・
更に語る
今年に入って剣岳は１０人も死んでるでね～今年は多いご来光なんて、どこから見ても一緒
昔はね～って止まらない
うるさいっ
つかさ ここ標高２０００Ｍはあるんよ
立ち話する所じゃないだろ
つか散歩で登って来たのならホームレスと言ってごめんなさい
あなたも仙人２号です。４時間かけ下山し
途中右足で左足を引っかけたり 左足で右足を踏んだりと一人コント状態（まあヘロヘロって事）で最後のつり橋が見え
無事に終わった～と思いきや橋にスズメバチに注意って書いてあり
何だいないじゃん
と、
鳥居をくぐり山に挨拶
ふ～と疲れたねってザック下した瞬間
スズメバチに追っかけられ、なけなしの体力を振り絞り逃げました
マジかぁ
アタックする山は自分で選び
山登りは自己責任
苦しくても歩いてれば、いつか山頂に着き
登った人だけが味わえる達成感と感動がある
人生と一緒やね