こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。
高齢になったことを理由にペットの里親を探す高齢者が少なくありませんが、ロボット犬・aibo(アイボ)の里親を探す高齢者も増えているようです。
aiboを製造・販売しているソニーには、aiboを飼っている高齢者から、「自分の身に何かがあって飼えなくなった時が心配なので、できることならソニーで引き取ってもらえないか。」との問い合わせが多く寄せられたとのことです。
その要望を受けて、ソニーでは、2023年9月からaiboの寄付を受け付けていたようです。
そして、aiboの提供準備が整ったことから、ソニーは2024年2月6日、aibo の里親募集を始めました。
aiboの飼主から寄付されたaiboを再生し、導入を希望する医療機関や介護施設に提供するとのことです。
滋賀県でaiboと一緒に一人暮らしをしていたある高齢者の場合、長期入院することになったため、やむなくaiboを手放さざるを得なかったとのことです。
その病院ではaiboの持ち込みを認めていなかったためです。
そのaiboは北海道の老人ホームに引き取られ、入所者から可愛がられて幸せに暮らしているとのことです。
かつて、aiboは壊れてしまったときに、合同の供養祭が行われるほどでした。
ロボット犬でも、飼っているうちに愛着が湧き、生身の犬を飼うのと変わらない愛情が生じるようです。
ソニーの里親募集体制が整ったこともあり、どうしてもペットと一緒に暮らしたいと願っている高齢者の場合、aiboを飼うことを視野に入れてみても良いかも知れませんね。
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