こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。
以前もブログで紹介したことがありますが、【どうぶつ弁護団】について改めて取り上げたいと思います。
どうぶつ弁護団は、兵庫県の弁護士や獣医師が中心となって令和4年9月に設立されたNPO法人です。
動物は言葉を話すことができないので、傷つけられても被害を訴えることはできません。
どうぶつ弁護団は、声なき動物の声を代弁し、動物虐待を防止することを目的に活動しています。
設立からまだ2年ほどのNPO法人ですが、今後、その存在は全国に知れ渡るようになるはずです。
どうぶつ弁護団の理事長を務めているのが弁護士の細川敦史さんです。
どうぶつ弁護団を設立する20年以上も前から動物保護の問題に精力的に取り組んできた細川弁護士のもとには、動物虐待の被害情報が多数寄せられていたとのことです。
ただ、従来は動物虐待の発見者・通報者が告発費用を負担する必要があり、細川弁護士も矛盾と限界を感じていたとのことです。
そこで、細川弁護士が中心となってどうぶつ弁護団を設立し、動物保護のための活動費を各種助成金や賛助会員からの会費などで賄うことにより、虐待発見者や通報者が告発費用を負担する必要がない仕組みを考案したものです。
今後、どうぶつ弁護団の地道な活動が続くことにより、動物虐待事件の重要性が捜査機関や裁判所に認識されるようになるはずです。
どうぶつ弁護団は、人と動物が共生し、命を大切にする優しい社会に変えていくことを最終目標にしています。
どうぶつ弁護団のホームページには「虐待情報提供窓口」が設けられており、動物の殺傷・虐待・遺棄を目にした方なら、誰でも簡単に情報を提供できるようになっています。
なお、どうぶつ弁護団の本拠地は兵庫県伊丹市ですが、情報提供の対象地域に限定はなく、日本全国どこで発生している動物虐待等事案であっても情報提供することができます。
動物虐待等を発見した方は、どうぶつ弁護団に是非情報を提供してください。
どうぶつ弁護団のホームページアドレスは次のとおりです。