今日も夕焼けの方向へ飛行機雲が線を描く
エリオ・アルヴェス
MUSICA
ブラジル出身のピアニスト
正統派ジャズとブラジルミュージックがうまく融合し、卓越したテクニックで弾きまくる。
ロマンチックで哀愁をおびたメロデーがここちよく、ジャケットのにこやかな笑顔にこの人の
誠実な性格がうかがえすっかりファンになってしまった。
サンパウロ出身、’86年にボストンへバークリー音楽院にかよう。
同郷のトランペッター クラウヂオ・ロディティと出会い、彼のすすめもありNYへ
彼のバンドで活躍する。ジョー・ヘンダーソン、ランディー・ブレッカー、渡辺貞夫ら
他にも多くのビックと共演
今回のアルバムでは、ベースにリューベン・ロジャーズ、ドラムスにアントニオ・サンチェス
の強力リズム隊を迎えすばらしい演奏をしている。
前述のクラウヂオ・ロディティやギターのホメロ・ルバンボもスペシャルゲストで参加
ウエイン・ショーターのブラック ナイルやハンコックのチェインズ ソングなど
美しいメロディーで構成されている。
Flor Das Estradas, Helio Alves (Dorival Caymmi)