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台湾軍の日本攻撃計画 !!

前回の続きです。

『小名木善行 ねずさんのひとりごと』
台湾軍の日本攻撃計画
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から全文転載

《転載開始》

平成8(1996)年といえば、3月に李登輝先生が台湾初の総統直接選挙で当選した年であり、日本では1月に村山内閣が退陣して橋本内閣が誕生、また東京お台場に東京ビックサイトが開場、三菱銀行と東京銀行が合併して東京三菱銀行が誕生し、トヨタが「イプサム」、日産が「ウイングロード」「ステージア」を発表し、9月には民主党が結党され、12月には在ペルー日本大使公邸占領事件が起こった、そんな年です。

多くの日本人は、憲法9条を護っていれば戦争など絶対に起こらないと信じ込んでいました。

そんな年に実は、台湾軍国防部参謀本部作戦室による、ある作戦計画が洩れました。その内容は、概略次のようなものです。

1 台湾陸軍特殊戦闘部隊が、尖閣諸島にある魚釣島に台湾国旗を立てて 『主権宣言』する。
2 このときすでに魚釣島にある日本青年社が建てた灯台を破壊する。
3 この作戦は、桃園に駐屯している台湾陸軍特殊戦闘部隊独立62歩兵旅団第5連隊が担当する。
4 この作戦は中共政府と呼応し、中共側と台湾から民間保釣組織の漁船を魚釣島に出航させ、台湾軍の主力戦艦が周辺海域で待機し、ミサイル快速艇やヘリコプターも派遣してバックアップする。

この計画の中で副指揮官に任命されていた第五連隊の揚立と、第四営団の呉中傑の回想では、「この作戦計画の立案者は、陳水扁政権の国家安全局長に就任した第62歩兵旅団長の辟石民である。彼は自ら作戦指揮を執り、秘密保持のために作戦参加将兵には遺書を書かせた」と語っています。


この作戦計画に参加予定だった二人の退役軍人は、
「この作戦は極秘だったので、参加連隊は分離され、通信連絡も制限され、戦闘準備態勢で待機させられた。目的地などは知らされていなかったが、全員が魚釣島そっくりの地形で訓練させられた。当時は漁民の気持ちを考えて魚釣島奪還を熱烈に望んでいた」と語っています。

また突撃隊の通信員だった王清河は、
「突撃隊員は若い精鋭ばかりを選び、彼ら選抜された45人は常時集団行動を命じられた。『自主参加表明』『遺書』『秘密保持契約書』を書かされ、何人かは恋人とも別れさせられた。彼らには実弾と4発の手榴弾が配られ、日本軍との白兵戦もあると伝えられていた」と語っています。

彼らは戦死した場合に遺体が特定できるようにと、当初は認識票だけでなく衣服にもすべて氏名・出身地・所属などを書かされたこともあったのだけれど、後に国籍さえ特定されないようにすることに決められ、階級章や所属マークさえ取り外されています。

ところが一週間後、突然45人の突撃隊に「原隊復帰命令」が発令されました。その後長い間、このことは箝口令がひかれていたのですが、数年経ってから明らかになったことは、

理由その1 台湾軍では日本の自衛隊との正面戦争に勝利できる可能性が極めて低いことが明らかになった。

理由その2 作戦成功のためには中国共産党人民解放軍との連合でなければならなかった。

理由その3 この作戦の実行許可を求められた、当時、総統に就任したばかりの李登輝総統が、「中華人民共和国人民解放軍が参加するのは、まるで狼を部屋に入れるようなものだ」と猛反対し、結果、作戦そのものが突然中止になった、ということでした。

要するになんのことはない、このとき、もし李登輝先生が台湾総統になっていなかったのなら、そして我が国の自衛隊がしっかりと領土領海の警護をしていなかったのなら、この時点で尖閣諸島は台湾が領有するものとなり、さらにはその台湾は、中共軍を国内に招き入れることによって、台湾そのものが中共に完全に行事られるという結果を招いていたのです。

台湾人には、
「People on Taiwan」と、
「People of Taiwan」とがあります。

現在の台湾の人口は約2,300万人です。
このうち、約4分の3にあたる約1,725万人は、元々台湾に住んでいた人達です。この人達が「People of Taiwan」です。

一方、台湾には、大東亜戦争終結後に支那大陸から入って来た人達がいます。人口の約4分の1にあたる約575万人です。
この人達は「People on Taiwan」です。
大陸からやってきた旧・中華民国国民党の人達です。
日本でいえばGHQが人口の4分の1になって、戦後70年経ったいまでも日本に居座っているようなものです。

この区別は現地台湾の人達にとっても、日本にとっても大変重要な意味を持ちます。
台湾における親日派の人達は、「People of Taiwan」であり、東日本大震災に際して多額の義捐金を送って下さったのも、この方達です。
そして、この「People of Taiwan」の方達こそ、大東亜戦争終結以来、外来人(主として支那国民党)に苦しめられ続けて来た人達です。

これだけの人口差がありながら、台湾がいまだに占領から独立できないのは、旧国民党の連中が、台湾の政治、メディアを牛耳っていることによります。そして軍事に関しても、まさに一触即発の状況は、実はいまも続いています。即発が直接的な日本への軍事攻撃にならないのは、ひとえに日本の自衛隊が「強い」からにほかなりません。

冒頭の台湾および中共の軍事行動は、李登輝総統の活躍によって阻止されました。
けれど中共政府は、その後軍事力を飛躍的増強し、2011年8月には80隻の漁船を尖閣諸島に向かわせています。
日本固有の領土であっても、そこを中共政府が領有権を獲得しようと虎視眈々と狙い、また台湾の中にも中共とつながった勢力があって、彼らが虎視眈々と尖閣を狙っている、というのは、実は現在の東亜情勢なのです。

以上のお話は、実は『月刊中国』の主筆をしておいでの鳴霞(めいか)さんの著書『日本略奪ー知ったら怖くなる中国政府と人民解放軍の実態』P.72~74を要約したものです。

鳴霞さんは、元中国共産党のエリートだった女性ですが、もともとは女真族、つまり満州人です。
日本にやってきて、日本の実態を知り、大の親日家となって、世界に向けて情報を発信し続けてくださっている方です。

上に述べた事柄は、単に平成8年当時というだけでなく、それ以前からも、そして今現在も続いている出来事です。
日本国内では、まるで憲法9条が日本を守ってくれているという憲法9条信仰が盛んですが、現実に上の事件においても、台湾の暴挙を抑えられたのは、日本の自衛隊の強さです。

そして、戦前戦中に日本人として生まれ育ち、日本人として祖国である日本を愛してやまない李登輝先生が、たまたま、ちょうどこの時期に運良く(まさに日本にとっては幸運としかいいようがない)台湾総統に就任していてくださったから、日台は戦争にならずに済んだのです。

いま、中共政府と、支那の人民解放軍、そして台湾にいる支那人たちは、目標地点を尖閣からさらに一歩すすめて沖縄の軍事制圧に照準を当てています。

そして沖縄の制圧が済めば、次は西日本です。
彼らは西日本を、2050年までに中華人民共和国東海省にしようと、冗談のようですけれど、彼らは本気で考え、これを国是として軍事計画を練り、かつ、行動を起こしています。

いま、安保問題が国会で議論されていますが、私達は、もう9条論争というタワゴトの宗教論争をやめて、現実に目覚めるべきです。
お花畑は、もはや許されないときに来ているのです。

《転載終了》


【今日のミコトノリ】憲法9条教信者の皆さん!! 目を覚まして!!!

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