フランスからブログAnorak Crumbleにて変わらぬポッブミュージック愛を発信されていた松本淑子さんが、先日急逝されたと、フェイスブックからパートナーのFabien Garcia氏(彼とも30年ほど前にカセットコンピでお世話になりました)の投稿で知りました。
私にとって松本さんは、音楽業界での関わりで、10年以上前に作品を何度かお送りしたこともある方でしたが、それよりも、近年は純粋に音楽好きという、その一点でご縁が戻って来たという感じでした。
特にThe Penelopesの2019年の最新作”Pacific Ampifier”について、The Pale Fouontainsを引き合いに褒めてくださったのには感激しましたし、またつい先週までずっとフェイスブックで、私がシェアする(ネオアコ、ギターポップに限らない)60~80年代の音楽のポストにたくさんの「いいね!」を付けてくださっていた(20~30ぐらいの「いいね!」が一気に来ると彼女とすぐわかるぐらい)、大変な音楽への愛情と、メジャーでもインディーでも広く受け入れられる視野と寛容さに改めて感銘を受けていたところでした。
それだけに、あまりに突然の訃報に、大変びっくりしました。正直、いまだに信じられないのです。自分が今後進もうとする音楽的方向の指針に、彼女の存在があったのは事実ですので、心にポッカリ穴があいたまま、というのが正直なところです。本当に残念でなりません。
過去にも紹介しましたが、こちらが2020年にブログAnorak Crumbleで紹介して下さったThe Penelopesのページです。
ぜひ他のページもご覧いただきたいです。
Anorak Crumble: The Penelopes - My Song
改めて、謹んで松本さんのご冥福をお祈り致します。
これまで、本当にありがとうございました。
渡邊達彦
The Penelopes