
雪が降りましたね。初雪。せっかく咲いた梅一輪、凍えています。
朝、小学生たちが、雪の中、集団で登校していきました。
暖かい部屋の中からそれを眺めていると、こんな日はいつも申し訳ないような気持ち
になります。でも、温暖な気候のこのあたりの小学生は、雪って珍しくて、ちょっと
嬉しいかな。
わたしの記憶の中に、印象深く残っている雪景色があります。
小学生低学年の冬の日のこと。わたしの生まれ育った岩手県南部では、一般的に東北
に対して持たれているイメージほど、雪はそう多く降りませんが、その日は朝、30㎝
ほど積もっていました。
いつものように、集団登校で40分ほど歩き、学校の校庭に面した門まで到着すると、
校庭が一面の雪の平原で、ひとつの足跡もないただただ真っ白の世界でした。
小学生のひざあたりまで雪があります。
すると、大きな長靴を履いた校長先生がやってきて、みんなの先頭に立って歩き出し
ました。スコップかなにかを持っていたかもしれません。
ラッセル車よろしく雪をかきわけて行きます。どしどし、と。
わたしたちの登校団がラッセル校長のすぐ後に続き、校長先生が踏み込んだ道を真面
目な顔して黙々とたどりました。そして、次つぎと登校団が続き、長い行列になりました。
真っ白な校庭に、校長先生と子どもたちが雪を踏み固めてできた道。
その道はいつもは入れない正面玄関へとつながっていて、なにか今日は特別だな、と心の
中ではとてもワクワクしました。
雪というと、なぜかいつもこの光景を思い出します。
さて、岩合さんの猫歩きを見ていて、雪をものともせずラッセルして進む青森の猫に
驚きました。真面目な顔して黙々と。おんなじだ。
(上の写真は一関市猊鼻渓の雪景色。画像お借りしました)
朝、小学生たちが、雪の中、集団で登校していきました。
暖かい部屋の中からそれを眺めていると、こんな日はいつも申し訳ないような気持ち
になります。でも、温暖な気候のこのあたりの小学生は、雪って珍しくて、ちょっと
嬉しいかな。
わたしの記憶の中に、印象深く残っている雪景色があります。
小学生低学年の冬の日のこと。わたしの生まれ育った岩手県南部では、一般的に東北
に対して持たれているイメージほど、雪はそう多く降りませんが、その日は朝、30㎝
ほど積もっていました。
いつものように、集団登校で40分ほど歩き、学校の校庭に面した門まで到着すると、
校庭が一面の雪の平原で、ひとつの足跡もないただただ真っ白の世界でした。
小学生のひざあたりまで雪があります。
すると、大きな長靴を履いた校長先生がやってきて、みんなの先頭に立って歩き出し
ました。スコップかなにかを持っていたかもしれません。
ラッセル車よろしく雪をかきわけて行きます。どしどし、と。
わたしたちの登校団がラッセル校長のすぐ後に続き、校長先生が踏み込んだ道を真面
目な顔して黙々とたどりました。そして、次つぎと登校団が続き、長い行列になりました。
真っ白な校庭に、校長先生と子どもたちが雪を踏み固めてできた道。
その道はいつもは入れない正面玄関へとつながっていて、なにか今日は特別だな、と心の
中ではとてもワクワクしました。
雪というと、なぜかいつもこの光景を思い出します。
さて、岩合さんの猫歩きを見ていて、雪をものともせずラッセルして進む青森の猫に
驚きました。真面目な顔して黙々と。おんなじだ。
(上の写真は一関市猊鼻渓の雪景色。画像お借りしました)