野の草のことばかり

寒くなりました。秋の野の花や草にはたくさん出会えたけれど、とにかく急に寒くなってしまってちょうどいい秋の空気を吸えていない感じがするなぁ。



昨日は隣の町の漢方の先生のところへいつもの薬をいただきに行きました。ちょっと間が空いたのでやっぱり緊張して血圧が上昇。「こんなに長いこと通っているのに」と先生に言われるのですが、先生はいろいろすべてお見通しな感じがして、待合室にいるときからどきどきしてしまうのです。
先生のところからすこし歩いて漢方薬局へ。調剤してもらっている間、なにげなく掲げてある資格の証書をながめていて、薬剤師のおじちゃん（とても優しいのでついこう言ってしまう）が鍼灸の資格も持っていることを知りました。薬を渡してもらうときそのお話をしたら、ここでも「こんなに長いおつきあいなのに、今ごろ知りましたか」と笑って言われました。漢方の勉強を始めたときに「経絡」がなかなか理解できないので、東京の鍼灸の学校に入ったそうです。ほぉー。若いころのそんなお話を聞くことができてうれしかった。
コロナの感染者が減って、漢方の先生も薬局の先生も、すこし安心されている感じでした。よかった。



土曜日の朝散歩。いつもよりすこし早めのスタートだったので、太陽の光が正面からそそぎます。あらゆる野の草花がきらきらでした。これはイヌタデ。
吹きさらしの田んぼの一本道で、帽子を飛ばされそうになりながらぐんぐん歩きました。

オシロイバナとひっつきむし（コセンダングサ）

こんなにかわいらしい実もみつけました。野ぶどうの実です。このうえなく美しいのに、悲しいかなわたしのオンボロデジカメでは、その微妙な色を写してくれません。


夫が９時から１３時まで大リーグの中継を観ていたので、午後からの買い物になりました。
玉城町の産直ではコスモスが満開。強い風にいっせいになびいていました。



今年咲いたニゲラをドライにしていて、今日やっと種を取り出しました（ナマケモノ！）。明日は種を蒔かないと。チューリップの球根もそろそろ。