
暖かな一日。一気にいろんな花が咲いてきました。チューリップまで咲き出して、ちょっとフライイング気味です。秋にどんなチューリップを植えたのか覚えておらず、今日開き始めたチューリップがオレンジぽくて、半年前の自分に「なぜここにオレンジなのだ」と意見したい感じ。黄色とブルーのビオラの間にオレンジのチューリップ…半年前のわたしは、合うと思ったんだな。いざ咲いてみると、少々くどいです。
この間にオレンジが入るの
内側が濃い デイライトという品種かな
花がぐんぐん伸びるということは、雑草も勢いづくということ。いつのまにかカワイイつくしが、雄々しいスギナに成長して、庭のそこかしこに顔をだしている。すこしの時間、これらの雑草ひきをしてすごく暑くなりました。土の中からミミズがうねうね。いろんな生きものも活動を開始したようです。
地中もにぎやかに
今日はお習字の日。春休みの間は、いつものお友達の奥さん先生ではなくて、書家でもあるご主人の先生なので、緊張するのです。仮名はとても目を使うし、肩がこるし、その上、二時間びっしり正座しているのがつらい。わたしが一番正座が苦手なようで、他の方たちは足も崩さず涼しい顔で座っていられるみたい。これはたぶん体重が関係あるのでしょう。一人だけ途中で足を伸ばしてさすったり、先生に見ていただく時立ち上がるのにヨロヨロしたり、こんな年になっているのに甚だ行儀の悪い生徒なのでした。
変体仮名を書いたのですが、先生が朱筆で添削してくださって、これがすごく大事。印刷を見るのと生の字を見るのではまったく違うことが最近わかってきました。直接先生が書かれたものは筆のタッチがわかるので、活きたお手本なのです。緊張するし、おしゃべりもできずに正座の二時間ですが、貴重な時間です。(文章にするとすごくシュッとした真面目な人みたい。でも実際はしびれた足でヨロヨロ)
肩がこるー
先週の土曜日、大阪へ行ったのですが、行き帰りの電車の時間を利用して小川糸さんの「ツバキ文具店」を読み切りました。これは夫が借りてきたもの。どう考えても夫が読みそうな本には思えないのですが、どういう訳でしょう。手紙の代書屋さんをしている女の子のお話でした。依頼された内容によって書体を変えたり、便せんや切手まで吟味したり…興味をひかれる内容でした。書いた手紙の実物(?)も挿絵のように載っていて、おもしろかったです。鎌倉が舞台ですし、とりたててスリリングな事件があるわけではありませんが、主人公のココロの変化(ほどけていく)が静かに描かれています。
文章から字体、インクの色や濃さ、便せん、切手と、総合的にひとつの作品みたいに仕上げられた手紙は、なかなか書こうと思っても書けません。こちらの気持ちだけで、押しつけになってもいけないし。さりげなくそれができる技量があればいいのですが、難しいです。あまり使わないのに買ってしまってストックだけが増えていく切手や、模様の入らないシンプルな便せん。代書屋さんではないのだから、考えずにとにかく素直に手紙を書いて、使ってあげたらいいのだな。

★これは昨日(4月4日)に書いたのでした。昨日は投稿できなかった。


花がぐんぐん伸びるということは、雑草も勢いづくということ。いつのまにかカワイイつくしが、雄々しいスギナに成長して、庭のそこかしこに顔をだしている。すこしの時間、これらの雑草ひきをしてすごく暑くなりました。土の中からミミズがうねうね。いろんな生きものも活動を開始したようです。

今日はお習字の日。春休みの間は、いつものお友達の奥さん先生ではなくて、書家でもあるご主人の先生なので、緊張するのです。仮名はとても目を使うし、肩がこるし、その上、二時間びっしり正座しているのがつらい。わたしが一番正座が苦手なようで、他の方たちは足も崩さず涼しい顔で座っていられるみたい。これはたぶん体重が関係あるのでしょう。一人だけ途中で足を伸ばしてさすったり、先生に見ていただく時立ち上がるのにヨロヨロしたり、こんな年になっているのに甚だ行儀の悪い生徒なのでした。
変体仮名を書いたのですが、先生が朱筆で添削してくださって、これがすごく大事。印刷を見るのと生の字を見るのではまったく違うことが最近わかってきました。直接先生が書かれたものは筆のタッチがわかるので、活きたお手本なのです。緊張するし、おしゃべりもできずに正座の二時間ですが、貴重な時間です。(文章にするとすごくシュッとした真面目な人みたい。でも実際はしびれた足でヨロヨロ)

先週の土曜日、大阪へ行ったのですが、行き帰りの電車の時間を利用して小川糸さんの「ツバキ文具店」を読み切りました。これは夫が借りてきたもの。どう考えても夫が読みそうな本には思えないのですが、どういう訳でしょう。手紙の代書屋さんをしている女の子のお話でした。依頼された内容によって書体を変えたり、便せんや切手まで吟味したり…興味をひかれる内容でした。書いた手紙の実物(?)も挿絵のように載っていて、おもしろかったです。鎌倉が舞台ですし、とりたててスリリングな事件があるわけではありませんが、主人公のココロの変化(ほどけていく)が静かに描かれています。
文章から字体、インクの色や濃さ、便せん、切手と、総合的にひとつの作品みたいに仕上げられた手紙は、なかなか書こうと思っても書けません。こちらの気持ちだけで、押しつけになってもいけないし。さりげなくそれができる技量があればいいのですが、難しいです。あまり使わないのに買ってしまってストックだけが増えていく切手や、模様の入らないシンプルな便せん。代書屋さんではないのだから、考えずにとにかく素直に手紙を書いて、使ってあげたらいいのだな。

★これは昨日(4月4日)に書いたのでした。昨日は投稿できなかった。