早起きは三文の徳

何気ない喜びや驚き、発見は日常の中にある

阿部一二三の袖釣り込み腰

2024-07-29 11:54:41 | 日記

 やあ、びっくりしたね。柔道・阿部一二三選手の袖釣り込み腰。決勝で2回やったよね。素人には一本背負いか背負い投げに見えるんだが、知ってる人は知っているんだろう。オリンピック二連覇は容易だった。

 日本で、テレビ解説していた元金メダリストの”野獣”こと松本薫さんはキレイなおカオで、やさしく阿部の袖釣り込み腰の特徴をマネキンを相手に実演説明していた。すごい迫力だった。やはり野獣だ。普通は吊り手と引き手を取って、吊り手側に投げるんだそうだが、阿部は両方の引き手を取って、しかも逆方向に投げるのだという。なんとなく写真でわかるんじゃないだろうか。決まったときは自分もつぶれてしまい、あまりカッコよくは見えなかったが、勝つには勝ったのだ。

 

 触れなきゃいけないのが同じく連覇を狙った妹の詩選手が2回戦で、世界ランク1位に負けたこと。アナによると、詩は東京オリンピック含め5年間負けなしという。そんな選手がなんで2回戦で世界1位と当たるんだ。1回戦は57秒で大外刈りで勝っている。2回戦ではニュースで見た程度だが、押し込まれたあげく、大外刈りみたいな感じで背中をついた。「谷落とし」という技らしい。号泣していたね。東スポによると、元銀メダリストの格闘家・小川直也さんは「詩選手はかわいそうのひと言。これも審判の問題になるけど、指導2をもらっていた時に、相手に偽装の技があって、技がすっぽ抜けた場面があったでしょ。本来ならあそこで、相手の反則負けだった。今のルールなら、あれは明らかな反則。審判がおかしいという意味では、あそこの判定は問題」と指摘する

 兄は、


フェンシングすごい

2024-07-29 10:51:38 | 日記

 けさ、たまたま起きた時間に、フェンシング男子エペの決勝の始まる直前だった。戦うのは加納虹輝選手と地元フランスで”英雄”と言われている選手。並ぶと、身長は10センチ以上違うと見えた。それは当然リーチにもつながろうと思い、正直、かなわないなと思った。観客の様子を紹介するアナウンサーもさかんに「完全アウェーの状況です」と繰り返していた。

 

 しかし、展開は大違い、全くの素人目線だが、加納が圧倒していた。機を見る目とスピードだろう。”英雄”に一度もリードを許さず、まあ、圧勝といって言っていいだろう。

 フェンシングでは、女子にもサーブルですごい選手がいると記憶している。エペは突きのみだが、サーブルは斬りもあり、中継で楽しませてもらった。

 オリンピックでしか注目を浴びない競技はたくさんあるだろうが、だからこそ、オリンピックをそういう機会にしたい。